荒木一郎さんのこと


あなたの一番尊敬する人は誰かと聞かれたら

私は「荒木一郎」と答えます。

もちろん荒木さんの音楽の大ファンでもあるのですが(^^*)

やっぱり、小説やエッセイを知ってからは、

その考え方に影響されたい、という思いの方が強いです。

荒木さんの思想や哲学(と言っていいのかな)がとても素晴らしくて

実際に会ってみてもとても優しい方で

周りの人たちからもすごく慕われていて

人間的にこんなに素敵で魅力的な人がいるのだな、とビックリします。

 

自分の尊敬できる人に出会えたことは

今までの中でとても貴重で大きな出来事でした

マジックサークルにも参加させて頂いたりして、

さらに新しい出会いが増えました

今まで知らなかった世界がどんどん広がっていくのが

本当に幸せなことだな、と思います!



荒木一郎さんを知るきっかけになったのは

中学3年の夏休みの頃に見たTVアニメ「あしたのジョー2」でした

荒木一郎さんが音楽担当をしていらっしゃったのですが

当時の私はそんな人など見たことも聞いたこともありませんでした。

ただ、そこで流れる音楽が人物の心情や雰囲気をよくとらえているし

妙に印象深く心に残ったんです

「MID NIGHT BLUES」を聴いて、なんて歌声の素敵な人なんだろうと思いました。

もちろん物語も好きなので、ダビングしたテープを何度も繰り返し見てましたが

いつのまにか音楽の方に興味を惹かれていました。

(当時はスタッフロールもまともに見ていませんでした…)

楽曲や歌声に純粋に魅力を感じたのは初めてのことでした。

その謎の歌声は、「ジョー2」のOPとEDでしか聴けなかったので、

それこそビデオが擦り切れるほど聴きました。

サントラを買ってみてようやく

音楽を創った人が荒木一郎さんだということを知ったのでした。

母親がよく知っていたようで、

「荒木一郎はお母さんが小学校くらいの時の人だ」と言い

何かの曲を歌って聴かせてくれましたが

上手くないので結局何の曲かわからず

「昔売れなくて、その後はアニメの中だけで歌ってる人」なのかな、

というイメージが出来上がってしまいました。

しかし、「いい曲=ヒット曲」だと信じていた私には、

何故こんな音楽がメジャーにならなかったのか不思議でなりませんでした。



以上が荒木一郎さんを知るきっかけです。

まだ、シンガーソングライターとして

多くの楽曲を残していることは知りませんでした。

今度は荒木さんの歌を聴くようになったきっかけを。

BEGINの「空に星があるように」

中3の夏休みが終わって9月に入った頃

地方のニュース番組のEDに「今月の曲」としてその曲が流れていたのを

何気なく聴いて、その曲のメロディーと歌詞に感動してしまって

でも、いままでの彼等のイメージとはかなり違っていたので

BEGINもこんな曲を歌うんだなぁ、と珍しく思っていました

その後、何かの番組で(「夜もヒッパレ」かな?)

その曲が紹介されたときに

「『空に星があるように』はシンガーソングライター荒木一郎の同曲のカバーで…」

えっ…!?BEGINのオリジナルじゃないの?

「MID NIGHT BLUES」歌ってるのと同じ人だったんだ

………荒木一郎さんの曲をもっと聴きたい、と思ったきっかけです

初めて「空に星があるように」のオリジナルを聴いたとき

そのときからずっと音楽には心酔しています

「空に星があるように」のキラキラ感はもちろん、

「いとしのマックス」のカッコよさ

「ラストテーマ」の淋しげな情景…

「D.M.」は(今でも)心を穏やかにしてくれます

「昔の曲=懐メロ=古臭い」と思い込んでいた私には

良い意味で衝撃的でした。


余談

「ミッドナイトブルース」を聴いて以来、姿のわからない

でも魅力的な声をもつ謎のシンガー「アラキさん」が

気になってしかたなかったarissaでしたが

初めてCDを買ったときは驚きました。

思い描いていた感じと全然違〜う!

サングラスにちりちりパーマで、

タバコをカッコよく吸ってそうだなぁ

足組んで座りながらギターを弾いてて…

井上陽水さんをやや不良っぽくした感じかな〜?

なんてイメージだったんですけど(^-^;)

ジャケ写真のアラキさんはかなりの好青年☆

だけど少し影のあるような、その独特の雰囲気に

ますますファンになってしまうのでした☆


その後、執筆活動をなさっていたことを知り

小説やエッセイも幾つか読みました。

荒木さんの書く文章って表現しにくいのですが、

音楽と共通するものが漂っているように思います。

そのなかで特に印象に残ったのが

エッセイ「悪魔の事典」

ちょっと怖そうな題名ですが、

人生を豊かに生きるためのヒントが沢山詰まった本です。

ひととおり読み終えた感想が「えーっ??意外!!」

人を喜ばせてあげたり、何かを与えることの大事さを

この本を読んで初めて意識するようになりました。

自分も「悪魔の事典」に書かれているような

荒木さんのような考え方や生き方が

できるようになりたい!!と思いました。

それに、「愛は貰ったり奪ったりするものというより

与えるものとする方が人の暮らしにはフィットするんだ」

っていう感じのことが書いてあったんですが

この「フィット」って表現が面白くありませんか?

このちょっとした言葉のセンスもたまらな良くって

なんか、本当にこんな人が世の中にいるんだろうかという

気さえしました。センスのいい生き方をしてるなと。


(つづく)


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