Itinerary・其の弐

2nd Day   3月6日(月

旅順・オプショナルツアー

 大連市内を抜けて1時間後、東鶏冠山に到着。日露戦争時の塹壕跡が残されており、感無量。
 ここは黄海と渤海の境目で、絵葉書で見たら、ホントにくっきり色が違っているのが分かる。

ロシア軍の塹壕も203高地もさして私には感銘を与えなかったが、空がとてもきれいだった。
   雲一つない青空。なんだか悲しくなってきそうな綺麗さがあった。
   塹壕跡で、帰りをまつダヤン(注:
’s だんな)のため、白っぽい石をそっと拾う。
   今もテレビの前で青空を伝えているような気もする。

 
第一次世界大戦の塹壕戦や戦闘神経症なんかに興味があるは、不謹慎かもしれないけど、
    妙にわくわくものでした。先祖も戦ってたしね。 銃弾の跡にはびびったけど。


  二百三高地入り口には、これまた日本語べらべらの元日本語教師のじいさまが、
お土産屋さんを切り盛りしている。
  バスに乗り込んできて、今時お目に掛かれない美しい日本語で、
  案内を一通り喋り捲ったあと、王さんが「帰りに、よろしなければお土産買って下さい。」

爾霊山=203

 素晴らしきチームワークかな
強烈だったのはここのトイレである。これを写真に納めてこなかったのは惜しかった。


 乃木大将とステッセル将軍が会見した水師営は、
 古びた藁葺き屋根の馬屋のような建物。

 水師営会見所

入り口左手にあるお店で本場中華料理の昼食後、一路大連市内へ。
 中国人民の皆様がよく行くという市場へ半強制的に連れて行かされたが、
 ここで食材買ってもね〜。
 客引きもすごくって、居心地悪くなったので、
外へ出たら懐かしき
ダイエーの文字が!
ここで思う存分買い物しまくる二人・・・。

 

旧ロシア街

ホテルで一息ついた後、北上して旧ロシア人街まで散策。
途中百貨店や繁華街へ予想通りふらふら寄ってしまう。
勝利橋を渡るとこれまた廃虚群。いや、失礼、現役のロシア風家屋。

旧東清鉄道汽船会社   フツーに住んでる住宅である
 (Photographer)  

我々の思いは異常なほどにノスタルジックムード。目的地は「勝利橋」の向こうにある。
    勝利橋の人間様用道路は何と木製!ここでも震度3ほどの揺れを感じながら歩いていたのだが、
    この揺れの中で、商売をしているおばちゃんおじちゃん多数。がんばれ、おっちゃんたち!
    橋の向こうは、別世界だった。ここは壊してしまって、高層住宅にする予定らしい。
    よく見るとビラが張ってあったりするのだが、大概立ち退き命令のビラなのだ。しかし、そう簡単にはどけない。
    人には事情っていうものがあるのだ。もし、大連にスラムがあるとしたら、もしかしたらここなのかもしれない。
    こわれかけたレンガの家のドアから、男の子がそっと顔を出した。おびえ切った顔。
    私は思わずシャッターを切った。でも、フラッシュはたけなかった
.......なんとなく、わかってしまった。
    彼は「戸籍外の子ども」なのだ。一人っ子政策のため、二人目以降の子どもをとどけない家庭も在るという。
    貧しい家は届け出られないのだ。ペナルティがきつくて、やりきれない。彼らはこのあと、どうなって行くのだろう。 
    このあたりにはアカシアが沢山植えてあった。街中は樹を切ってアカシアを模した電燈を作っていたのだが、
    ここには自然の樹が沢山植えられていた。高層住宅のすぐそばにある、この廃墟郡の存在は、なぜか私を落ち着かせた。 
    不意に「あしたのジョー」を思い出した。かわっぺりのスラム街から輝ける都会へ、ジョーは夢をかけて拳をふるう。
    この町のむこうには煌めく都会の灯りがある。勝利橋が「泪橋」に一瞬見えた。
  旅行前に、散々「あしたのジョー」を観ていたらしい。そんなもん思い出すのはだけだ!(-- )

 

労働公園

ホテルを挟んで、今度は南下して大連市民のオアシス(?)労働公園へ。とにかく広い、広すぎる。
丘の上にあるテレビ塔まで行けば、大連市内が一望できると聞いて、行く気になっていたのだが、
夕暮れ迫る氷点下、ロープウェイで行くしか方法はないようで、命が惜しくてあきらめる。
大連人民はサッカーがお好きということで、公園にある赤と白のどでかいサッカーボール模型は、
サッカー大好き
を興奮させる

大連はアイルランドのダブリン程度の小さい街だから、大して歩かないうちに目的の「労働公園」に着く。
    3元はらって振り返ると、街はもうたそがれている。この公園のなかにはテレビ塔があって、
   そこまでいくなにかロープウェイのようなものがあるというのだが、あったのはスキー場のリフトみたいな代物だった。
   これから滑るのならともかく、あまりにも寒々し過ぎる。しかたなく、サッカーボール型の建造物(?)を一周し、
   来る途中にあった自分の干支と記念撮影。(どうみても私のはブタにしかみえなかった)(
注:イノシシだっけ?)

  労働公園  労働公園内にある巨大サッカーボール像

                                   

 

夕食は中国のケンタッキー。思いっきりことばが通じなくて、FAST FOODの名に傷をつけた我々。
日を追うごとに昔とった杵柄の中国語をよみがえらせる
の尽力によって、チキンをGET!
タクシーに乗るときも、筆記用具は必需品。書いて分かる漢字圏あるよ。
      

 

   st Day  rd Day

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