Da Vinci Codein London
『ダ・ヴィンチ・コード』のロンドンを歩く

 

2005年7月7日、ロンドンを襲った同時爆破テロ。
その1週間後、アムステルダムからヒースローへドキドキしながら
降り立つと、そこにはテロより怖い入国審査が待ち受けていた・・・。

「ホント、ひどいんです。『滞在の目的は?』って言うから
マニュアル通りに『観光です』って答えたら
『何の?』

咄嗟に壁に貼ってあったミュージカルのポスターを見て
『ミュージカルを観に来ました』って言ったら

『何の?』

『アタシ、そんなに怪すぃですか?』(泣)
(神奈川県在住itoyanさん)

ま、それはともかく、ロンドンでやりたかったのはベストセラー
『ダ・ヴィンチ・コード』に出てくる名所を見て回ること!
テロの影響で持ち物チェックが厳しかったり、地下鉄が止まってたり、
バスが突然運行中止になったり、ハプニング続きでしたが
一人観光ツアーができました。

 


    

.The Temple Church
(テンプル教会)

アクセス:地下鉄Templeを出て、目の前の坂を上るとStrand。
王立裁判所前を通りシティ方向へ進むと道はFreet St.に。
トワイニング本店前を過ぎると、標識が出てるので細い小道を通り抜けます。

Open:礼拝やイベントはHP参照

Adrress::Temple

Fee:無料

D.V.Codein Temple Church

パリの追っ手から逃れ、お貴族さまリー・ティーヴィング卿の自家用ジェットで海を越えた
ラングドン&ソフィー。しかし彼らを追うのはフランス警察だけではない。
オプス・デイのアサシン・シラスが、そしてティーヴィング卿の執事が(以下略)。
テンプル教会は1185年にテンプル騎士団によって創設された円形式教会。
美しいステンドグラスと横たわる騎士の像(=墓)が売り物です。

ちなみに「13日の金曜日」が何故不吉かと申しますと、テンプル騎士団がだまし討ちにあって
大虐殺された日だからだそうです。

 

itoyan in Temple Church

水曜日はお昼からオルガンコンサートがある、とウェブサイトに載ってたので、頃合を見計らって
訪れようとしたが、Tubeが突然止まっちゃってタイヘンでした(間に合ったけど)。
ロンドンでのわたしの行動範囲は大体West Endなので、Cityのようにビジネスマンが闊歩する
雰囲気は何故かキンチョーします(笑)
この教会では映画の撮影を実際にしたそうで、上記の騎士像も観られるのね・・・。
そういえば、原作本を読みながら騎士像の周りをぐるぐる旋回していた観光客がいて
どこの国もマニアな人種は同じことをするもんだ、とある意味感動した。

 

 


 

 

.Westminster Abbey
(ウェストミンスター寺院)

アクセス:地下鉄Westminster駅を出るとすぐ目の前の白い塔ですが、
交通量の多いVictria St.を横断しなくてはならないので、気をつけて!

Open:通常9:00am〜16:45pm
礼拝時間以外は基本的に開いてます

Adrress::20 Dean’s yard.

Fee:£8.00

D.V.Codein Westminster

暗号解読のためウェストミンスターを訪れたラングドン&ソフィーは、ニュートンの墓へ。
彼も、殺害されたソフィーの祖父同様、シオン修道会総長だったのだ。
そこで出会ったのはこともあろうに××だった(一応伏せておく)。
追い詰められた2人と追い詰めた1人は、チャプターハウスへ・・・。

 

itoyan in Westminster

いつ行っても入場するのに並ぶウェストミンスター。今回は手荷物検査付きで
更に混雑。ウェストミンスターは映画『ダ・ヴィンチ・コード』の撮影を拒否したので
映画では代わりにリンカーン大聖堂が使われるんですね。ピリピリしてるなぁ。
映画があってもなくても、英国の歴史・文学好きにはたまらない観光スポットですが。
しかし、内部はチャプターハウスもニュートンの墓も撮影禁止。つまんねー。

内緒で撮った(こらこら)チャプターハウス前のクロイスター(回廊)↑。
ここら辺は500年前の姿を今に伝える静かな場所。
ニュートンの墓は出口付近の「無名戦士の墓」の奥、オルガン付近にあります(結構ド派手)。

ウェストミンスターには日本人のスタッフ(神父様?)がいらっしゃいますね。
前回(1997年)に行った時も、日本人と見るやすぐさま寄ってきて案内されてました。
日本語が怪しくなってらっしゃるところから推察するに、長いこと英国滞在?

 

 


 

 

.The Library and Museum of Freemasonry
(フリーメイソン・ミュージアム)

Access:地下鉄Hplborn駅を出た後、標識に沿ってKingsway St.をテムズ川へ向かって前進。
↓のような白亜のどデカイ建物が目的のもの、すぐには気付かないほど地味。
Covent Garden駅からGreat Queen St.を歩く方がわかりやすいかも。

Open:Open:10:00am〜17:00pm
月曜〜金曜

Adrress::60 Great Queen St.

Fee:無料

    

D.V.Codein Museum of Freemasonry

直接、この博物館が作中に出てくることはない。
フリーメーソンとは、いわゆる「秘密結社」で、その起源は石工職人の組合だとか。
『ダ・ヴィンチ・コード』では、シオン修道会が指揮していたテンプル騎士団の残党が
隠れ蓑として利用していたようだ。

 

itoyan in Museum of Freemasonry

秘密結社と言うわりにはウェブサイトはあるわ、ミュージアムはあるわで「開かれた組織」を
目指してる?要は非営利団体兼大人のクラブ組織って感じだと思う。
外観がいかめしい上に、中は静まり返って遊びでくるようなトコじゃない雰囲気を漂わせているので、
ドキドキしながら、受付のおじさんに「見学したいんですけど」と言うと、あっさり一言「名前書いてー。」
後は入館許可バッジを付けて、順路に沿って見学するだけ。
「宝物館」コーナーが充実していて面白いんです。会員の着用するマントや帯、紋章などは
図柄も凝ってて見てるだけで楽しい。
お土産コーナーもあって、キーホルダー買っちゃいました。
帰り際にバッジを返してお礼を言うと「楽しんだかーい?」
勧誘されるかと思った(笑)

       

 


 

 

.The National Gallery
(国立美術館)

アクセス:地下鉄Charing Cross駅とLeicester Square駅の真ん中。
Trafalger広場の真ん前。

Open:10:00〜18:00(夏季水曜は21:00まで、日曜は14:00から)

Adrress::Trafalger Sq.

Fee:無料

 

D.V.Codein The National Gallery

ダ・ヴィンチが描いた2枚のの「岩窟の聖母」のうち、描き直しをした方を所有。
改定前の絵は、依頼主であるサン・フランチェスコ・グランデ教会のご意向に
沿わなかったらしい。理由は、@聖人が人間的過ぎる、A宗教画につき物の
象徴物がない、等。また、近年はロンドンの「岩窟の聖母」は贋作との見方もあるとか。

 

itoyan in The Natinonal Gallery

「岩窟の聖母」もさることながら、ここはフェルメールの絵も所蔵しているので、
オランダで鑑賞できなかった名画を堪能。
入り口付近にあるカフェで頂いたケーキも美味でした。

 

 


 

 

参考文献

・『ダ・ヴィンチ・コード』 ダン・ブラウン/越前敏弥訳 (角川書店)

・『ダ・ヴィンチの暗号』 田辺清 監修 (宝島社)

・『ロンドンの小さな博物館』 清水晶子(集英社新書)

 

漂泊遊子  since 21 May 2006

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