How's this tour

1995年7月、映画”Little Women”(「若草物語」)が日本公開となりました。
ある日のY新聞にJTB主催
¥99,000でクイズに答えてボストンに行こうという広告が載りました。
映画を観て感動したこともあって、早速応募した所、忘れた頃に当選通知が!
卒論で児童文学やったし、ボストンは安全だって言うし、これはもう行くしかないでしょうと、
ツアー参加を即断即決。
だって、同時期JTBの「ボストンを訪ねる旅 6日間」は¥217,000。
これが¥149,000まで下がって、さらに
角川書店が¥5,000負担してくれるのだから破格のお値段!
が、しかし、ツアー仲間のおばさま曰く、
「あんなの、誰だって当たるのよぉ。」

ちなみに何故協賛が角川書店かというと、「若草物語」を全シリーズ(全部で四巻)出版しているのは
角川だけで、映画の協賛もしていたから。
参加者全員赤いチェックの表紙の原作本をプレゼントされました。
しかし、このツアーに参加して半年後ここに派遣で勤めることになろうとは、神様だってご存知ない?

当時は1ドルが100円近くまでいっちゃった、海外旅行にはとってもおいしい時期。
ロスでは野茂投手がドジャースで大活躍し、沖縄では米軍兵がモンダイ起こして大変だった頃です。

  


Itinnerary&Diary

9月15日(金)

14:00成田集合。
成田の混雑具合を計算に入れず遅刻する。
異様に混雑する中、ツアー団体と早速はぐれ、一人寂しく出国ロビーへ向かうハメに・・・。
意外にも若者は少なく、どういうわけか中年・老年が多いこのツアー。
皆さん、旅行の主旨より安さで選んだね? 
30分ほど遅れて離陸。ちなみに飛行機は(悪名高き)
North West航空

Chicagoで入国手続きを済ませ、ようやくルームメイトとご対面。
この、やはり一人参加のAさんがいなければ、
一人部屋で割増料金になっていたかと思うと、思わず両手を合わせて拝みたくなる。
ボストン行きのゲートまでモノレールで進むのだが、同じ車両に乗り合わせた女性客との会話。
  ”Where are you going?”
  ”To Boston”
  ”・・・And?”
  ”Only Boston !”
  ”Why?"
  「なんでってねー、そーゆーツアーなの!」
よっぽどBostonだけってのが信じられないみたい。
Bostonまでの機内食は、さすがアメリカ、おおざっぱ。茶色い紙袋の中にでっかいサンドウィッチ、
チーズとりんごとチョコレート。非常食用にとっておこう。
Boston上空はよく晴れて市内に近づくにつれ、青いCharles川と緑の森林と少し早い紅葉が
目に飛び込んでくる。「う、美しい・・・。」
着後、バスでホテルへ直行。さすが格安ツアー、宿泊は市街地というか、Boston近郊というか・・・。
しかもホテルじゃなくって
Howard Johnson Lodge(98 Middlesax Turnpike, 01803)ときたもんだ。
この日は近所にあるモールに買い出しに行く気力もなく、機内食を夕食とし眠った。

 

9月16日(土) さすが格安(まだ言うか?)朝食もつかない。食欲もないので、前夜に引き続き機内食の残り。
観光初日は、バスで独立戦争ゆかりの街・Lexingtonまで行き、
Minites Manの銅像へ。
このあたりの家は、住宅展示場のような家が多くて、住んでみたい気にさせる。
公園の木陰からはリスが出てきてこんにちは。よくエサをもらってるらしく、ぶくぶく太っていた。

今回のツアーの目玉、Concordへ。
「若草物語」の作者・Louisa May Alcottが暮らした
Orchard Houseに到着。
Orchard Houseの脇にLouisaの父が経営した学校跡があり、そこで記念館の館員が当時の様子を
英語でまくしたてるのを他の観光客に混じって伺う。その後、Orchard House内を見学。
Amyが描いた絵、Bethがひいていたオンボロピアノ。映画のセットさながらに保存されている。

昼食はこのツアー唯一の豪華ランチ。(他は一切食事はつかない・・・。)
独立戦争当時の面影を残すThe Colonial InnにてBoston名物クラムチャウダーやらなんやらかんやら。
ボリュームありすぎて食べるのがタイヘン。

午後は、Charles川を越え、Cambridge(英国じゃないよ)へ。
ここは学園都市で平均年齢25歳というアメリカで最も若い都市だとか。
最古の大学・
Harvard Universityを見学。
The Coopという大学生協の関連グッズ売り場で、トレーナー購入。
胸に光るは校章の
VERITAS(ラテン語で「真理」)。
朝晩、妙に冷えるので重宝する。

最後にQuincy Marketで自由行動。
書店で物色したり、おやつを買ったり、気持ちのいい初秋の午後を過ごしました。
ホテルに着いて、Aさんと夕食の買い出しに出かける。さすが郊外。モールも半端じゃない広さ。
どういうわけか、米が食べたくなり、ほか弁をテイクアウトしようとすると、
売り場のお兄さんはしっかり日本人だった。

           

9月17日(日) 昨日までの晴天はどこへやら?朝からものすごい
英語で「雨がどしゃ降りに降ること」を”rain cats and dogs”といいます、マジで。)。
ニュースをつけたら、房総半島が映ってて、台風接近とか。
帰国するまで日本が沈没しないことを祈る。
全員を乗せたバスが向かう先は、市内中心部の高級ホテル Marriott Hotel。
ここに夜8時までに戻ってくれば、宿までバスが連れてってくれるから、
それまでは自由行動というわけ。

Aさんと別れ、オプション客用のバスに乗る。
ボストン美術館イザベラ・ガーデナー美術館鑑賞。
オプションは3時には終わり、晴れてたら、
フリーダム・トレイルのはずが、
雨の上に風まで荒れてきて、一歩足りとも外なんて歩けない状態。
仕方ないので、ホテルに隣接したモール、Copley PlasaでWidow Shoppingと軽めの夕食を楽しむ。
バスを待つ間、ツアー仲間のおじさまと仲良くなる。
J.F.Kの大ファンだそうで、オプションで屋敷に行かれたそう。
Ask not what your counry can do for you、 Ask what you can do for your country.
あまりにも有名な演説を思い出す。

ホテルに着いてTVをつけたらキアヌ・リーヴスの「スピード」が。
字幕も吹き替えもナイ・・。
その後つけっぱなしにしていたら、ドラマ「
大西部の女医 ドクター・クイン」が!
しかも当時日本未放送分のマイク先生とサリーの結婚式じゃん!(←分かる人だけ分かって〜。)

 

9月18日(月) 雨も上がり、秋晴れ。今日のオプションはPlimoth Plantation
ここは17世紀に英国からの入植者が暮らした村を再現した、アメリカの「江戸村」?
第一村人発見!(笑)
    ”How are you?"
   ”Fine.”
    ”Where are you from?"
   "Cambridge, in England”
    ”Can I take a photo?"
   "What's it? I'm afraid・・・”
と言って、初めて見るカメラ(?)におびえる彼を強引に撮りました。
実際はここで働く方々で、まぁなりきって演技してるわけですが、
取っ組み合いのケンカまでやるこたぁないだろう^^;。
ここの様子を撮影したビデオを、昔、授業で観たことがあって、
ここに来るまでそんな事忘れてたけど、懐かしく思い出しました。
澤登先生、ありがとう。(笑)
その後、
May FlowerUを見てから(ホントに外から見るだけ^^;)市内に戻って解散。
Boston在住の
Robart B. Parkerという推理小説家とThe Ritz Carlton でお茶するという
企画を断り一人で向かった先は
Boston Tea Party Ship
昼尚、暗い地下鉄”
”(ボストンの地下鉄はアメリカ一古い)に乗り、
途中車に引かれそうになりながらたどり着く。
RitzでAさんとおちあい、怪しい英語の中東系運転手のタクシーでホテルへ戻る。
モールで買い物をすませ、夕食はビュッフェにて。
この夜初めてフローズンヨーグルトなる物を食べました。ああアメリカの味!!(笑)

 

9月19日(火) 名残惜しいけど旅も最終日。
Logan空港
に着くまで、街を目に焼き付けようと窓に目を凝らす。
あれ〜この道、さっきも来たなぁ・・・って、運転手さん、空港までの道、間違えちゃったって?
おまけに
Chicago・Ohare空港で成田行きのNWに乗ったはいいが、いつまでたっても離陸しない。
何々?空調設備の故障のため、点検するから降りろ?結局、ロビーで3時間待たされました。
この後、機中では、「無事に着くんだろうな?」という恐ろしげな雰囲気が充満。
仲良くなったAさんは体調を壊すし、成田の後マニラまで行く便だったので、
乗客全員、疲労困ぱいでぐったり。

 

9月20日(水)

その結果・・・。成田着の予定時刻17:10を大幅に遅れ、22時過ぎ。
魔の各駅総武線で横浜まで乗り、家に辿り着いたら午前様。
ちなみにAさんは体調が悪い所ではなくって、ホントにご病気でした。
どちらさまもお疲れさま〜。m(_ _)m

 


Boston Information

・マサチューセッツ港湾局
  〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2-6アーバンビル4F 電話03-5379-8024 
  平日10時〜12時 13時半〜17時半 休日 土日祝

在ボストン日本国総領事館
  Federal Reserve Plaza, 14th Floor
   600 Atlantic Avenue
   Boston, MA 02210

・ボストンは意外と買い物天国。州税が5%と他州に比べて安い上、衣類や靴は$175まで非課税。
 有名ブランドの支店や、郊外にはアウトレットもある。アメリカブランドといえば、やっぱりCoach?

・ボストン在住者によるメーリングリスト→ACTIB(ACT In Boston)

「週刊 地球旅行 ボストンと東海岸の旅」 1999.8.19・26
 (講談社 ¥560)

・読売新聞 (1999.11.8) 「過ち」伝える博物館(セーラム=米) : 世界の旅

・読売新聞 (2000.3.6) 変革続ける.“超名門”(ハーバード大学=米マサチューセッツ州) : 世界の旅

・読売新聞 (2003.5.21) ホワイトンズビル=米国 桐谷エリザベスさん : マイプレース

・朝日新聞 (2003.9.27) <案内>米・ボストン

・朝日新聞  留学 ボストン 4年

  What's "Little Women"?

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