京の都編
(29-30 September 2005)
赤坂で1ヶ月間短期派遣中、あまりのストレスにこの契約が終わったら
絶対どこかへ旅行する!と現実逃避していた頃、
派遣先のビルの中に京都の観光案内所・京都館を発見!
そんなわけでめでたく年季奉公が明けた後、初の京都一人旅敢行。
志士たちに倣って京のあちこちを回ったが(ただしバスで)、
昔の人はよく歩いたもんだと感心・・・。
*「びゅう グッとぷらいす京都」
ホテルサンルート京都 ¥26,900 (往復新幹線代込み)
もっと詳しく言うと、京都館においてあった京都市交通局発行の
「市バス・地下鉄で行く新選組ゆかりの地」
というパンフレットがきっかけでした。
そんなわけで京都での観光もパンフレットの指示通り。
こんなオタクな旅、絶対一人でしかやれない・・・。
Aエリア 二条城・御所周辺
1.蛤御門・2.京都御所・3.二条城
Bエリア 壬生周辺 → 「壬生義士伝」京都壬生編
4.八木邸・5.旧前川邸・6.壬生寺・7.新徳禅寺
Cエリア 島原・西本願寺周辺
8.輪違屋 9.角屋 10. 島原大門
「島原口」下車
〜アクセス〜
大宮通沿いの和菓子屋さんをめがけて、花屋町通をまっすぐ進むと
交番と柳の大門に行き着く。
大門から一つめの通りの右手に現役の置屋・輪違屋。
更に進んで左手に今は保存会が管理している揚屋の角屋。
「輪違屋糸里 上・下」(浅田次郎)を読んで是非行ってみたいと思ってた。
新選組と芹沢鴨殺害事件を島原の太夫からみた話で
大河ドラマのキャストで脳内再現するとかなり面白かった。
糸里は芹沢の仲間だった平間重助(剛州)と恋仲だった太夫。
大河で涙を誘ったビンボーくさい明里(鈴木砂羽)も実は島原太夫・・・。
太夫は置屋に所属し、御呼ばれしたら揚屋でお客様と待ち合わせる。
つまり、派遣会社(置屋)所属の派遣社員(太夫・芸妓)が
派遣先(揚屋)で労働するようなものか?(ちょっと違う・・・)
ちなみに置屋→揚屋の道中を「太夫道中」と言います。
11.西本願寺
「西本願寺前」下車
〜アクセス〜
も何も、目の前のでっかい寺社がそれだ。
1865年に鬼の副長(山本耕史)が壬生から移転した屯所があった、というより間借りした、
というか押しかけた。
境内で大砲をぶっ放したり、戦に備えて訓練したりと散々迷惑かけたんで
本願寺は不動堂村に新たな屯所(現リーガロイヤルホテル)を建設して
早々に出てってもらった(1867年)。
ちなみに山南総長(堺雅人)が切腹してすぐの出来事・・・。
おまけ:油小路の変
〜アクセス〜
西本願寺のある堀川通を一つ京都駅側に入った、ひと気のない住宅街が七条油小路。
北上すると突然↓が右手に出現!

ここで新選組から袂を分かった高台寺党(御陵衛士)の伊東甲子太郎先生(谷原章介)が
新選組によって呼び出しをくらい→まんまとひっかかり→殺害され→死体放置。
死体撤収に来た藤堂平助(中村勘太郎)その他・御陵衛士を一網打尽にしたのが油小路の変。
Dエリア 三条〜四条河原町周辺
12..池田屋跡
「河原町三条」下車
〜アクセス〜
三条通にあるパチンコ屋さんが、池田屋跡。

新選組と言えば池田屋事件。
1864年の祇園祭の宵山の夜。
池田屋で密談していた宮部鼎三(四方堂亘)ら尊攘派を数で劣る新選組が襲撃。
会津公容保さま(筒井道隆)を暗殺し、時の帝をかっさらうという
ザンシンなクーデターを阻止した新選組だが、
おかげで明治維新が数年遅れたとも言われる。
13.酢屋・14.近江屋跡
Eエリア 東山周辺
15.月真院
「東山安井」下車
〜アクセス〜
寧々様(北政所)ゆかりの高台寺のすぐ隣にあるちっちゃいお寺。

新選組参謀だった伊東甲子太郎先生が孝明天皇の御陵を護衛する(御陵衛士)任務を賜り
新撰組を脱退して組織したのが高台寺党。
月真院を屯所としていたが、新選組に呼び出されのこのこ出かけて殺されてしまった。
16.霊山歴史館
「東山安井」下車
〜アクセス〜
東大路通から維新の道と呼ばれる坂(山)道をダラダラ登った所にある。
徒歩約5分ってのはウソだと思う。

「幕末維新ミュージアム」と言うだけあって
坂本龍馬・薩長・新選組など、幕末から明治にかけての動きを学べる。
池田屋事件を再現したジオラマは一見の価値あり。
ここでしか手に入らない新選組の袖章根付は「買い」だと思う。
開館時間:10:00〜16:30
休館日:毎週月曜
入館料:500円
ちなみに、館内にあった英語の説明
尊王 Imperialist
攘夷思想 Antiforeigner ideology
攘夷 Expulsion of foreigners
天誅 divine retribution
新選組 The shogunate's special police force
(将軍配下の特別警察隊?)
17.京都霊山護國神社
「東山安井」下車
〜アクセス〜
霊山歴史館の向かいにある。

幕末の志士たちが眠る霊園である。
新選組ファンには面白くないだろうが、
坂本龍馬(江口洋介)や中岡慎太郎(増沢望)ら志半ばで倒れた英雄や
桂小五郎(石黒賢)、幾松姐さん(菊川怜)、といった明治の世を生き抜いたカップル、
その他長州、水戸、土佐、と藩を超えて志士たちが眠っている。
龍馬の墓は特に人気で、花や寄せ書きがいっぱいあった。
興味がなくてもここから見渡す京の眺めは最高なので、訪ねられたし。
拝観時間:7:30〜17:00
拝観料:300円
志士たちとは関係ないが、東京裁判で戦犯の無罪を主張した
インド人法学者・パール判事の像があります。
Fエリア 鳥羽・伏見周辺
18.御香宮・20.城南宮
19.寺田屋
「西大手筋」下車
〜アクセス〜
大手筋通を渡り、直進。
ガソリンスタンドが見えたら左折する。

1866年に起きた坂本龍馬暗殺未遂事件が起きた船宿。
船宿というだけあって、寺田屋の真向かいには川(豪川)が流れている。
薩摩藩の定宿だったことから、多くの志士を助けた。
特に、女将のお登勢(戸田恵子)は龍馬も「この人学問ある女で人物也」と評するほど。
部屋数は6室あり、現在も素泊まり(6,500円)を受付中(問い合わせ→ 075-622-0243)。

龍馬が襲われた時の刀傷

バスタイム中のおりょうさん(麻生久美子)が覗きにあって慌てて階段を駆け上る・・・
じゃなくて、捕方の存在にいち早く気付き、竜馬に知らせた。
営業時間:10:00〜15:40
休業日:年末年始・月曜不定休
入場料:400円
おまけ:月桂冠大倉記念館
〜アクセス〜
寺田屋から川沿いに長建寺方面(案内板がある)に向かう。
弁天橋を越えると左手に記念館、右手に月桂冠本社。
伏見といえば酒どころ。
昔の酒造りを一通り見学(運がよければ団体客に就くガイドを盗み聞きできる)、
月桂冠の歴史・広告をみて、利き酒(プラムワインが美味)で締め。
ロビーでお土産も買えます。
開館:9:30〜16:30
入館料:300円(お酒のお土産付き)
新選組法度
一、士道ニ背キ間敷事
一、局ヲ脱スルヲ不許
一、勝手ニ金策致不可
一、勝手ニ訴訟取扱不可
一、私ノ闘争ヲ不許
右条々相背候者切腹申付ベク候也
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