Pierre いいづか
のWinter Ireland日記
どうもいいづか
と申します。
今回、「いいづかミレニアム計画」の一環としてアイルランドを旅行してきました。
そこでアイルランドへ旅行してみようと思っている方に少しでも役立てばと思い、
この場をお借りして旅行記みたいなものをご披露させていただきます。
お暇でしたらお読み下さい。
旅行の前に・・・・
アイルランドは6年前から毎冬1回に訪れているので、特にガイドブックは参考にしなかった。
そのかわり、今回の旅行ではインターネットを活用した。
航空券は英国航空のサイトでPEX航空券(正規割引運賃)を予約して郵送してもらった。
宿もすべてインターネットで検索して予約。どこも「ミレニアム価格」で通常よりも高い料金を設定したものの、
何ヶ所かのホテルサイトを検索して、なるべく安いところを選んだ。
また交通機関(バスや列車)の情報もインターネットで得てクリスマス休暇の時刻表を手に入れ、大まかな計画をたてた。
このため、旅行中、バスや列車の本数が少ない中であちこち行くことができた。
支払いはほとんどカードで決済するつもりだったので、最低限の現金としてイギリスポンドを200ポンド(日本円で約36000円)を両替した。
すべての予約が完了したのは出発の2週間前。年末年始とはいえ真冬のアイルランドなどに好んで行く人は少ないのかすんなりと予約できた。
1999年12月30日(木曜日)![]()
東京-(London)-Belfast(EUROPA HOTEL泊)
英国航空(BA)でロンドンまで。成田第1ターミナルを11:00定刻通り出発。機内は思ったよりも空いている。
窓側と通路側が埋まる程度で割とのびのびできる。しかも、全席液晶テレビ付きの最新機。
15:00定刻通りにロンドンヒースロー空港着。第4ターミナルの端からバスに乗り第1ターミナル、入国審査を
経て国内線ターミナルまで30分くらいかかった。この空港は世界1の規模らしいが接続が悪くて使いづらい。
ベルファースト行き搭乗ゲート前はなまりの強い英語でまわりの人々が何を話しているのかさっぱりわからない。
ベルファースト空港で税関検査を受けるはずだったが、税関ゲートもなく、すんなりとバス乗り場へ。
バスは空港出口からちょっと離れたところにぽつりとある。待っている客は私だけ。
ほんとにバスが来るか心配になるが、10分くらい待つとミニバスがやってくる。(市内まで往復10SP)すでに外はまっ暗。
しかも霧が出ていてまさに一寸先は闇。そんな中街灯もない道を時速100キロくらいで飛ばす。
何とか無事ベルファースト市内のヨーロッパバスターミナルに着く。ここまで約30分。
今日泊まる宿はバスターミナルのすぐ近くの、ベルファーストで1番高級といわれる"HOTEL EUROPA"。
数年前、クリントン米大統領が北アイルランドに来たときもここに泊まったらしく、
廊下やエレベータには大統領夫婦の仲のいい?写真がパネルに飾られていた。
1999年12月31日(金曜日・New year's Eve)![]()
Belfast-(London)Derry-Donegal
Town(The Hyland Hotel 泊)
朝7:00ベルファストのヨーロッパバスセンターからアルスターバスに乗る。
この区間は列車もあるが、バスの方が速い。8時40分定刻通りにデリー着。ようやく夜が明ける。
荷物サービスは年末年始の休暇に入っていてロッカーがないが、切符売り場のおばさんが荷物を預かってくれて助かる。
この街の中心は城壁に囲まれ、坂になっている。
城壁の外側はBloody
Sunday事件があったところで、共和国派と英国派の対立が根強い地域。
カトリックの多く住む地区の家の壁には未だに英国を批判するスローガンや絵が描かれている。
デリーから11:45分発のバスエーランに乗りドネゴールへ。この日は本数が少ないこともあって混雑。
レタケニーという街でバスは満席。でもすぐに臨時便が運行される。途中英国領から共和国領へ入ったはずだが、
どこが国境だったかわからない。1時間ちょっとでドネゴールタウンに到着。
今回の宿(The
Hyland Hotel)はバス停のすぐ横なので荷物を持って歩く必要もなく便利。さっそくチェックインしたあと街中を散策。
売店でミネラルウォーター(1.5リットル)を購入。これは2000年問題を用心したわけでなく、
正月は店がどこも休業してしまうので今のうちに買っておく。アイルランドの水道水はちょっとの期間なら飲んでも大丈夫らしいが、
濁っていてどうも飲む気にならない。
現地が15時になった時、TVで日本の新年を中継(どっかのお寺の除夜の鐘が映ってた)している。
日本がY2Kで混乱しているというTVニュースはなかったのでひと安心する。
特にすることもないので、16時くらいからホテルのパブで年賀状を書きながら飲み始める。
TVでは世界の東の都市が次々と新年を迎える様子を中継で見ている。
そうこうしているうちにここもいよいよ新年。そこにいた人々で手をつないで「蛍の光」を歌う。
英語とアイルランド語、そして、私も日本語で歌わされる。
2000年1月1日(土曜日・New Year's Day)![]()
Donegal
Town - Sligo -Donegal Town(The Hyland Hotel 泊)
遅めに起床して辺りを散歩する。曇り空のなか海辺を散歩する。
湾の先端の墓地にはフランチェスコ教会跡というのがあり、朽ち果てた石造りの教会とお墓のケルト十字架がアイルランドっぽい。
店はどこも休みなので、とりあえず近場のスライゴへバスエーランで行く(往復8IP)1時間ほどでスライゴに。
ここは作家イエーツゆかりの地として有名。しかし記念館も当然休みなので、ぶらぶら歩いた後、
パブへ入って帰りのバスが来るまでの時間をギネスを飲んでつぶす。
2000年1月2日(日曜日・Special Holyday)![]()
Donegal
Town -Dublin (Parliament Hotel 泊)
11:00にドネゴールからバスエーランでダブリンへ(片道10IP)。
このバスルートはいちどエニスキレンという英国領を通るのでまた国境を越えるが、今回もどこが国境だったかわからずじまい。
昔は検問所があったが和平合意以降は目立たない監視所を除いて撤去されたらしい。予定より早く15:00前にダブリンに到着。
店は今日まで休みのところが多いが、人通りが多く、久々に都会に来た感じがする。
町中をぷらぷらしたあと、テンプルバー(ダブリンの文化地区)のイタリアンレストランでピザを食べる。
そのあとは2件ほどパブをはしご。
2000年1月3日(月曜日・Bank Holyday)![]()
Dublin-Galway-Dublin (Parliament Hotel 泊)
今日は往復列車でゴルウェーへ向かう(日帰往復2等16IP)。列車はほぼ満席。
途中スコールのような大雨になるが、ゴルウェーに着いたときには快晴。駅前の公園はとてもにぎやか、
どうも今日が「初売り」らしくモール街は大混雑。
モールにあるケニスという書店はアイルランド関連の本が揃っているので、しこたま購入してくる。
(インターネット販売も行っている)。
ダブリンよりコンパクトな街ながら、こちらのほうが明るい感じがする。
ここには知ってる人が住んでいるので、アポ無しで訪問するが不在。連絡しておけばよかったと反省する。
その帰り道、走っている車に噛みつく変な犬2匹を発見。何となく怖い。
帰りの列車ではスナックコーナーでギネスビールを飲みながら帰る。
2000年1月4日(火曜日)![]()
Dublin-Belfast-Coleraine-Portrush-Belfast
(Tara Lodge Guset House 泊)
宿を朝早く出る。真っ暗だが、今日から仕事始めということもあって、車の通行量も多い。
街はどことなくざわめいている。コノリー駅に着いたとたん大雨になるがやがて青空も見えてくる。
ダブリンからベルファーストまでは列車で2時間(1等33IP)。1等車はガラガラ。
ベルファーストで泊まる宿に荷物を預けて、列車でポートラッシュへ。ポートラッシュは海辺のリゾート地。でもそれは夏の話。
真冬の今は冷たい風が吹きすさみとにかく寒い!人数もまばらだが、たまに散歩する人がいる。
なぜかみんな犬を連れている。岬まで歩くとちょうど夕暮れ時で空が紫に染まる。
岬の丘は真冬なのに一面に芝生が。でも寒い。バスでコーレーンという大学街に寄ってから列車でベルファーストに戻る。
帰りの切符を買うとき、今日の宿泊地の近くのBotanic駅まで買おうと思ったが・・・
:To Botanic Single, Please.
:Where?
:ぼたにっく
:Where? Belfast?
:ぼたにっく!
:What?
(しょうがないので紙に
Botanic と書く)
:Ah, OK Botanic!(←
だからさっきからそう言ってるだろ!)
(帰国後、北アイルランド英語に詳しい人に聞いたところによると、ここでは会話の時、語尾を上げて
(つまり疑問型の発音のように)発音すれば何とか通じるらしい。)
2000年1月5日(水曜日)![]()
Belfast-(London)-東京
帰国の日。ベルファーストから東京へ。ヒースロー到着前にロンドンシティ上空を通ったため、町並みがよくわかる。
ロンドン塔、議事堂、宮殿、そしてミレニアムドームや世界一の観覧車はよく見えた。
観覧車はどうもロンドンの景観にそぐわない感じがした。
ヒースロー空港は免税店は多いが、どうも使い勝手が悪い感じがする。手紙を出したかったが郵便局もない。
空港使用料が高いのにサービスは悪いと思う。
帰りのBAは満席。でもそのおかげでビジネスクラスにアップグレード。シャンパンを飲みながらゆったりと帰ることができた。
結局最初から最後まで飲んだくれの旅行になってしまった。
・・・・(いつも飲んべえ(アル中)なわけではありません。)
![]()
◎冬のアイルランド旅行のポイント(あまり参考になりませんが・・)
・天気について
冬のアイルランドは雪が降ったり氷点下になることはめったにない。そのかわり、風が強いのと天気が変わりやすい。
今回は奇跡的にも一度も暴風雨に悩まされることはなかった。
これはバスや電車で移動途中に低気圧が通過してうまく天気の悪いところを避けたからだと思う。
できれば天気予報を見て、天気のよくなりそうなところに行くように計画に柔軟性をもたせるといい。
また、雨にあった場合、風が強いのでレインコートを持っていくかパーカーのような防寒着を持っていくのがよい。
折り畳み傘はあまり役に立たない。
・通貨について
アイルランドは通貨が複雑。北アイルランドの通貨はイギリスポンド。
紙幣には北アイルランドの民間銀行が発行しているものがあるが、これらはグレートブリテン本島では通用しない。
しかし、女王陛下の肖像画が入った普通のイングランドポンドは北アイルランドでも通用する。
アイルランド共和国はアイリッシュポンド。最近両ポンド間のレートはかなり変動している。
2002年からユーロが導入されるが、イギリスはユーロ未加盟なので、北アイルランドも旅行する場合、
今後もこのややこしさが続くことになる。両替してるとかなり為替損になるのでなるべくカード決済にしたほうがいいと思う。
・治安について
北アイルランドでテロの心配はあまりない。万一、過激派がテロを実施するときは事前警告があるはず。
むしろ最近は武装警官が減って、ひったくりや路上強盗のたぐいが増えつつあるらしい。
共和国側はテロの可能性はほとんどない。
・アイルランドの年末年始
クリスマス前後・新年3日間は店はほとんど休み。パブだけは営業しているので飲むしかない。
バス電車は北アイルランドでは運休もしくは大幅に本数が減る。
共和国ではクリスマス(運休)を除いては休日ダイヤより若干少ない程度。
・宿の取り方
インターネットで宿を探す場合、いくつかのホテル紹介サイトで同一ホテルの値段を比較すると、
特別料金の設定でかなり割安になってることがあるので、いくつかのサイトをあたってみるとよい。
・冬のアイルランド
最後に「なぜ冬のアイルランドに?」、「すごく寒いだけじゃない?」と思う人もいることでしょう。
確かにその通りです。地元の人にも「こんな時期に日本人を見るのは珍しい」と言われたくらいです。
観光地へのアクセスも夏に比べて悪い(特にクリスマス休暇は)。
でも観光客も少なくただ緑と灰色の景色をぼ〜っと眺めているだけでも十分にリフレッシュできると思います。
観光客が少ない分、アイルランドの良さが見えるということもあるのです。
![]()
英国擁護派(?)として補足させていただくと、Heathrow空港第4ターミナル内には、一応ポストがあります。
(ポストというよりゴミ箱のようなBoxですが。)免税店も(itoyanは)結構楽しめました。
ただセキュリティチェックだけは頂けません。何から何まで開けなくったって、怪しい者じゃないというに!
それにしても、羨ましいですね〜、アイルランドで年越しとは!次回旅行の際は是非参考にさせていただきます。
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