コアラ病理学
☆ コアラが罹りやすい病気
@目の病気・・「ピンク・アイ症状」多くのコアラが失明し死亡した
A不妊症(雌の卵巣嚢腫)
B尻ぐされ(ダ―ティ・ティル)症状・・腸と尿路が冒される
C肺炎・・特に抵抗力の弱い子供のコアラは、風邪に罹ると発熱状態が続き重い症状になります
Dストレス
☆@〜Bは「クラミディアン・プシタシ」という微生物によって
引起されることがわかっている。
「クラミディアン・プシタシ」はバクテリアとビ―ルスの中間で分離する事も
退治する事も難しい
☆C肺炎は、コアラ自体、肺が弱く肺炎に罹りやすい、コアラがいる
ユ―カリの葉は風邪などの予防に良いにも関わらず・・
ユ―カリの出す香りは蚊を寄せ付けない
☆Dストレスはコアラは繊細な神経の持ち主で、少しのことでも
ストレスを感じやすい生き物だから
≪その他の病気≫
☆潰瘍性大腸炎ーストレスからくる病気(死に至る)
☆白血病ー血液のガンで死亡率が高い。オ−ストラリアでもコアラの死因の15パ−セントぐらいが白血病
☆糖尿病ーコアラは元々腎臓機能があまりよくなく持病のように存在する。インシュリンを注射すれば
劇的によくなりますが、1〜2日ごとに注射をしなければならない
☆消耗病ー食べているユ―カリから摂取するエネルギ-量より、消費エネルギ-の方が高くなり、
次第に体力が落ちてしまう病気
☆クリプトコッカス症ーカビの一種であるクリプトコッカス菌の感染により肺炎を起こし死亡します
☆育児衰弱死ー母親の育児嚢の中にいる状態で衰弱して死亡する。カンガルーや他の有袋類
でもよく見られますが、育児中に死ぬので自然淘汰と考えても良い
☆尿路感染症ーコアラは猿同様、交尾のあと、精液が膣からこぼれないように固まって膣に栓を
するような状態になります。これを膣栓といいます。
自分の精液が自分の尿路に入って固まり、尿路を栓して尿を出す事ができず
尿道や膀胱が炎症をおこし尿毒症になり死亡します。
★コアラが一旦体調を崩したら後は死ぬだけとも言われてるそうです。
◎野生動物の中には、体調が悪くなると薬草になる植物を食べるなどして
積極的に治そうとする物もいますが、コアラに関しては、只、木の上で丸くなって
寝ているだけ、腸の弱い生き物なので抗生物質などの薬を与える事も
出来ず、何らかの手を打とうとして抱いて病院に運ぶことすらストレスに
なるのです。(コアラの食べそうなユ―カリの葉を口に押し込んでみたり
いつもは飲まない水を飲ませて無理やり元気を回復させた例もあるそうです)
参考文献
コアラの本(恥ずかしがりやの人気者)著:ウォルタ―・ハミルトン写真:へミッシュ・マクドナルサイマル出版
非日常実用講座Aライオンの飼い方猛獣・海獣・珍獣・巨獣といっしょに暮らす!!
著:非日常研究会 同文書院
恋するコアラはなぜやせる?著:鹿島英佑 風媒社
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