矢島カップ参戦記
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旧自転車雑誌掲載計画)

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第20回矢島カップ報告(通算7回目)(06/08/10up)

昨年に12分48秒の短縮という結果を残し満足感を得ていたしそれ以上の記録を残そうとすると大変そうなので向上心がわかずに1年を過ごしてきた。葉山にも1度も登っていない。
昨年の締めの言葉で来年の目標 「体重68kgになっておく事」と書いたが前日の体重は68.6kg。1年の間に68kgを切っていた時もあれば70kgを超えているときもあったが無理に減らそうとせず維持を心がけてきた。
今年の春にロードバイクを新しくした。新しいフレームを選ぶにあたっての条件は「細身のホリゾンタル」。性能も大事だがロードバイクは見た目も大事だと思う。ロードバイクを乗り始めた14、5年前の上級フレームといえば「タンゲのプレステージ」。クロモリであり当時はスローピングなどなくロードといえば「細身のホリゾンタル」というのが頭に刷り込まれているようである。しかし今でもクロモリのフレームは作られてるものの完成車となると重くなってしまう。軽くするならアルミだが前のがアルミなので次は違う素材にしたかった。で、ありました。カーボンなのに細いフレーム。LOOKのKG451である。カーボンパイプをアルミラグで繋いだ一見クロモリフレームに見える昔風の自転車には昔風のサドルということでこの写真(5月初旬撮影)ではサドルはサンマルコのリーガルを選んだのだが座り心地はいいものの問題があった。1時間も乗っていると右足のアキレス腱が痛くなってしまう。痛みの原因は自転車を新しくしたことのよるポジションの変化かと思いサドルの高さ、前後位置やブレーキブラケットの位置などを調整したりしたが痛みは治まらない。そのまま1000km程乗っていたが試しに今まで使っていたアボセットのO2Airに変えてみたところ痛みは出なくなった。見た目はリーガルのほうがいいが痛みが出てはしょうがないので使うのを断念した。100g軽くなったのはうれしい誤算ではあるが。

この大会は毎年足がつりそうになるが要因としてグリコーゲン(筋肉や肝臓に貯えられる炭水化物エネルギー源)の枯渇や発汗による体液濃度の上昇することでも発生するらしいので今回は水分を十分に取るため2ボトルとし1つにポカリスエットもう一つにはコントレックス。補給食はPowerBarGELを10km、20km地点で1個づつ摂る作戦で行く。
当日の山形は曇り空、1週間前からチェックしていた秋田の天気も雨マークから曇りへと変化し雨は避けられそうである。受付を済ませたのは7時ころ。周りではローラーや実走でアップしている人もいるがブレーキや変速のチェックを済ませただけであとは何もせず召集の7時50分を待つ。時折り青空をのぞかせる天気になってきたが暑くはなっていない。召集地点からスタート地点までパレード開始。周りの高級自転車は気にならない、というか慣れたのかな。山形でも普通に見れるからね。
チャンピオンクラスから順次スタート。Cクラスもスタートするが今年はハートレイトモニターを着けていない。今回のペース配分は残り3kmまでそこそこ、あとは全力で、という感じで行こうと思う。ハートレートモニターは終了後に心拍がいくつまで上がったかしか見ないので今回は不要とした。通常もLSDトレーニングの時しか使っていない。スタートダッシュの波にのまれないように端を自分のペースで走っていく。コースが新しくなってから3回目だが1年ぶりなので「こんな坂だったかな?」と思い出しながらこなしていく。召集直前まで余ったコントレックスを飲んでいたのでまだ腹は水で張ったままなので第1給水地点は素通り。10km来ていないのに第2給水地点になる。ちょっと早いんじゃないの?と思いながらここも素通り。のどが渇く前にこまめに飲んできたので常に満水状態なのだ。下りに入り10kmを通過し1回目の補給。「甘!」シロップのような液体をポカリで流し込む。下り区間はアウター×トップギアで50km/hくらいのケイデンスで回していく。リアのトップギアは14Tなのだ。昨年までは12−25Tを使っていたが15,17,19とよく使うギアが2T飛ぶのでちょっと使いづらいので今年から14−25Tに変えた。これで15,16,17,18,19と繋がり使いやすくなったのだがトップ14Tなので下りでは60km/h以上は自然落下に任せるしかない。3km程の下りを終え少し登るとハーフのゴール。ここからは通算7回目の道だが覚えてるのもなんとなくである。地面か前を走る参加者しか見ていないからか。昨年はこのあたりから足がつりそうになってきてペースが落ちてきていたが今年は補給がうまくいったのか、大丈夫である。20kmを通過し2回目のPowerBarGELを摂る。ここらあたりからは抜く人のほうが多くなる。前にスタートしたクラスや同クラスの前半飛ばした人達を抜いていくのは気持ちのいいものだ。3回目の給水地点も素通り。こまめに水を飲んできていたので腹はまだ満水状態であった。残り1kmの看板を過ぎ今日始めて経過時間を見てみる。1時間25分くらいだった。初の1時間半切りか?息は苦しいものの足は快調のままゴール。公式記録では1時間28分26秒。足がつらなかったのは2個の補給食が効いたのか?2個で232kcalしかないのに。
さて、来年はどうしよう?
昔96kgあった男がついに1時間30分を切るところまで頑張れたところで一応の区切りとするかな・・・

第19回矢島カップ報告(通算6回目)(05/08/03up)

来年は本気で走ります。昨年の締めにこう書いたが当日だけ頑張っても結果は出ないわけで1年後に向けて精進していくことをレース終了後に決心した。まず現在の登坂能力を知っておくためにヒルクライム葉山のコースを使って時間を計測した。コースは距離 10.1km(自宅からスタート地点まで11.0kmを自走)
標高差 600m平均斜度 
5.94%の登坂力が現れやすいコース。
計測1回目 
2004年8月12日 体重不明(72kg前後?) 記録46分03秒
ペース配分は昨年の矢島カップと同じようなキツさ(9割5分程度)で走ったとはいえ過去の葉山の他の参加者の記録と比べると遅いほうだ。記録を上げるにはやはり体重の減少とペース配分を考えなければならないことを痛感した。例年冬は必ず体重が増えるので9月1日から毎朝記録していき春先に増えすぎていないように心がけて生活していくことにした。1回目の走りで分かったことがあった。葉山のコースは6kmあたりまでの勾配が急、市民荘までやや急、そこからゴールまでは緩い傾斜になっていた。今まで何度と無く上ったコースだがそれなりの力加減で走っていたのであまり感じなかったのかもしれない。次回の計測では6kmまでに9割8分の力を出していってもいいようである。
計測第2回目 2004年9月12日 体重71.0kg 記録41分36秒
前回で傾斜の度合いが把握出来たのでペースを考えて走ったとはいえ約4分半の短縮には正直驚いた。ペース配分がいかに重要かが分かった。
計測第3回目 2004年10月11日 体重70.0kg 記録41分13秒
前回と同じようなペースなので正味体重1kgの差が23秒の短縮になったようだ。
11月は走れる日がなく計測は来年6月まで無し。豪雪地帯の葉山は例年5月の大型連休のころは市民荘までしか除雪されておらずこれから来年6月まで計測は休止となる。
これから越冬するにあたり体重の増加を最小限に抑えていかなければならないが体重に関しては永年の経験から増える要因は3食以外の摂取が原因であることが多かったので特に3食以外に摂取をしないように心がける。果たして?
2005年4月1日 体重73.0kg
6ヵ月で3kg増は多いか少ないか?4ヶ月後までに目標は3kg減としてはまあまあか。当日まで70kg以下にはしたいところだ。
計測第4回目 2005年6月18日 体重71.6kg 記録42分02秒
前回、前々回と同等の記録となる。体重も戻りつつあり順調な仕上がりになってきた。
計測第5回目 2005年7月24日 体重69.4kg 記録40分19秒
体重も念願の70kg以下になりそれに伴い記録も短縮した。

昨年の9月1日から体重の記録とともに続けてきたことがあった。軽い筋トレである。なぜか?
体重は4ヶ月で3kg減ったが春になり実際自転車に乗って消費されたカロリー分の体重が減った訳ではない。例として70kgの人が1km走って消費されるエネルギーは70kcalといわれ体内脂肪1gは7kcalなので10g、フルマラソンでは約420g減少する計算だが実際は脂肪のほかに糖質や補給した物からも供給されるので計算通りに減らない。ましてフルマラソンより強度の低い自転車では思うように脂肪は燃焼してくれない。毎日乗れば話は別だがなかなかそうは行かない。ではなぜ減ったか?実際減ったのだから断言できるが、基礎代謝の向上だ。人は何もしていなくても常に車で言うところのアイドリング状態にある。人間の代謝の7割は基礎代謝、2割が運動代謝、1割が食事を 取ることによって活性化する褐色脂肪細胞の代謝といわれこの中で大きな割合をしめる基礎代謝を向上させれば運動時以外も脂肪を燃焼してくれる訳だ。基礎代謝を向上させる方法は色々あるが運動をする人に好都合なのが筋肉を増やすこと。それも遅筋、脂肪をエネルギーとする赤い筋肉を鍛えればいい。軽い負荷で数多く繰り返す運動をすることで遅筋は大きくはなりにくいけど活性化しせっせと脂肪を燃焼してくれる。では何をすればいいかというと自重や軽いダンベルを使えばいいので気楽に始められる。ただ効果が現れるのが3ヶ月から半年後と言われそれまで続けられるかが重要になるが1年後の大会に向けての意気込みがありその時を信じて続けてきた。昨年秋の体重減少はこの効果よりも食生活の見直しによる減少だと思う。今春になって基礎代謝向上作戦の効果が現れてきたようだ。

昨年の反省への対応
「1.水は1ボトルで良し。若干の軽量化を。」当日対策。
3.体重。ヒルクライムは軽いほうがいい。」70kg以下になったので対策済み。
「2.ペース。ゴールで力を出し切れる配分を。」昨年の計測での強度9割何分とかは感覚であり具体的な値があったほうがいいので今年からハートレートモニターを使ってみた。5回目の計測時では最高で173bpmだった。感覚では9割9分。レースでは前半の坂は165bpmまでに抑え後半は170bpmを下回らないように頑張ってみるつもりだ。
当日の天気は曇りから晴れのち曇り。予想では雨だったが好転した。召集地点では曇りながら昨年のように既に蒸し暑い。高級外車も見慣れたので今年の注目はLIVESTRONGのリストバンド。今大会でするために1週間前にアメリカから到着した中国製の黄色い輪。思ったよりしている人はいた感じ。10から20人に1人くらいか。パレードして行きいよいよスタート。今年はある程度のスピードで走り出す。前半の上りでも昨年よりいいペースで走れているようだ。しかし心拍数は170を超えそうな勢い。調子がいいので作戦を変更し心拍数は無視していくことにした。結構キツい坂が続く。心拍は170から175あたりだったがハーフゴール地点までで179まで達することがあった。ハーフゴールを過ぎてからゴールまでは時々なだらかなところや下りもありスピードは出せるが前半の頑張りが効いてきて上りも踏めなくなってきていた。普段は足がつることはないがこの大会だけはつりそうな前兆が現れる。使わない筋肉を使っているのだろう。つりそうな足をごまかしながらゴール。時間は1時間32分44秒。昨年より12分48秒の短縮。葉山の計測での記録更新が物語るように登坂能力が付いていた結果がタイムに出た。気分良く下山し心拍数の記録を見てみると最高183bpm平均168bpm。本当にキツい時は見ていられなかったがここまで上がっていたとは。葉山の時より10も高い。葉山ではもっとタイムを更新出来るということか。
来年の目標 「体重68kgになっておく事」。

第18回矢島カップ報告(通算5回目)
(04/08/22up)

昨年の参戦記の最後に『来年も出るつもりだが参戦記の書き出しは「昨年の反省をふまえ」になるか「レースは参加することに意義がある」になるか、こうご期待?』と書いたが今大会は後者の方、しかもただ参加しただけになってしまったようだ。
例年のように5時に出発、7時30分ころ到着し受付を済ます。今までは受付番号とゼッケン番号が違っていたが今年は同じ番号になっていた。308番。申し込みの葉書が来た2日後に申し込んだので9番目に申し込んだのかと思ったが男子Cクラスは171番からなので140人もの人が先に申し込んでいたのかと思っていたが前日のタイムトライアルにも出る人がゼッケン番号が早いのであった。2ndステージのみ参加の中では4番目に申し込んだことになるようだ。自転車の準備を済ましウィンドブレーカーを預けるため受付へ。すると召集が始まっていた。今年はいつもより召集が20分早くなっていたのだ。すぐに列に入りパレードのスタートを待つ。ここで他参加者の自転車をチェック。目に付くのはコルナゴ、他にピナレロやトレック、タイムもいる。すべてがトップグレードではないだろうがやはりロードレースシーンで目にするブランドが目立つ。今年で7年目となる愛車wilier。実は今年初めニューマシンの導入を考えていた。でも衝撃の2月14日、マルコ・パンターニの
死。今年は追悼の意味も込めてこの自転車で行くことにした。実は1回目の参加からポンプと空気入れを付けている。レース、特にヒルクライムとなれば軽いほうがいいので外すのが当たり前であろうがいつも通りの自転車での参加がちょっとしたこだわり。ただいつもと違うところがあって2ボトル仕様にしてきた。今年の異常ともいえる暑さのため給水所が2ヶ所あるとはいえ1ボトルでは不安だった。さらに大量の発汗を予想して水はコントレックスというミネラルたっぷりの普段は飲まない水を用意し召集前に500cc飲み2ボトル1000ccの準備をした。パレードが始まる。例年のように沿道の人たちから声援を浴びる。公式HPにパレード中の自分の写真が2枚写ってました、初めてかな?今年は昨年までのコースが使えないので新しいコースとなったがスタート地点が遠くなった。今年はスタートゲート脇の空き地(駐車場?)に一旦選手が集まりクラス別にスタートに並ぶようになっていた。パレードを終え空き地に入ろうとしたらCクラスの召集がかかりそのまま進んだら前から5,6列目になってしまう。最初は飛ばさないので後ろ方が良かったのだが。いよいよスタート。初めはゆっくりと漕ぎはじめいつものように他選手に次々に抜かれていく。初めの直線700mで大分後ろのほうになった。新しいコースは斜度の変化が激しく立ち漕ぎを要するところもあるが昨年までのような上りの連続ではないので休めるところもある。でもタイムトライアルなので休んでる場合じゃないのだが。前半は抑えていく作戦なのでそれほど苦しくなくこなし水もこまめに補給ていく。後ろのクラスから抜かれるが速度差があるのでどんな自転車に乗ってるかなかなか見れないが目に留まったのがクロモリで組んだALAN。いまどき珍しい細いフレームは懐かしさを覚える。初めて乗ったロードがクロモリでWレバーの7段、このロードで自転車のすばらしさを教えてもらった。何も分からず買ったので最初に付いてきたギアは52x42、13・14・15・16・17・19・21の今思えばプロ並のギア比だった。さすがに重過ぎて前を39に換えたけど39x21じゃこのコースは走れないかも。最初の給水地点。小まめに補給してきたので胃の中は水がたっぷり入っていたので水は受け取らなかった。ボトル1個余計だったかな?500gの軽量化失敗というところか。ハーフゴール2km手前地点で長い下りに入る。今まで14年位ロードに乗ってきたがパンクはすべて後輪だった。そのせいか走行中に後輪をチェックする習慣がある。この下りでもチェックしたが後に人の影がついていた。下りでもあまり漕がなかったためかしばらくしてその人は抜いていった。奥州ジャージの500番台?ベアーさんだ。脱帽です。程なくハーフゴール地点を過ぎ例年のコースへ。スタート時にメーターの距離をリセットするのを忘れ何キロ走っているか分からなかったのだがここから残り14km。5回目となると見慣れたコースだがキツさは変わるわけもないが。路面にビールの絵が書かれていた。ビールといえばパオパオジャージ、今年は1人見ただけ。1年でこうも変わるのか。残り何kmからスパートしようかと思いながらも第2給水地点。まだ500ccくらい残っていたが水をもらう。冷たいのが気持ちいい。ボトルの水は足にかけるがぬるいので冷たくは感じない。足のほうはまだ疲れていない、というより踏んでいなのだ残り3km、ここからやっと後のことを考えずに踏み始めた。何km地点かは忘れたけど湧き水を選手にかけている3、4人の人たちがいた。背中にかけてもらったが冷たすぎる。でもありがとう。残り1.5km、ボトルの水を捨てる。来年は晴れでも1ボトルで大丈夫かな。例年だと足がつり気味なのをごまかしながらゴールに向かっていたが今年は大丈夫だ。コントレックスのおかげかな?、いや乗り方のほうだと思う。ペダリングは回すと言われるが自分は腰を引いてお尻の筋肉でペダルを前へ蹴るイメージである。普段は引き足は使わないがレースとなると使ってしまい足に来ていたのかもしれないので今回は意識して引き足を使わなかった。ゴールのアナウンスが聞こえ始め応援の人も見え始めるとやっと安心感が出てきた。今年も無事ゴール。今までの最遅、1時間45分32秒。今年は例年に無い暑さでゴール地点では上着が要らなかった。さて1番の心配の下りは最終組で降り始める。この組は率先して下らない人が多いみたいでゆっくりとしたスピードで乗れるので安心だった。今年の反省点。1.水は1ボトルで良し。若干の軽量化を。2.ペース。ゴールで力を出し切れる配分を。3.体重。ヒルクライムは軽いほうがいい。来年は本気で走ります。

第17回矢島カップ報告(通算4回目)(03/09/28up)

パレード集合地点でいつもは自転車に目がいくが今年の注目はパオパオビールのジャージ。邦画初のロードレースアニメ「茄子 アンダルシアの夏」が直前に公開され、その高坂監督やスタッフがパオパオビールのジャージで参加することが分かっていたからだ。監督は今年が初ではなく何回もでているらしい。しかもチャンピオンクラスです。ツール中継のゲストとして出演した衣装がそのジャージだった。市販もされるが監督が着るのは袖にアルカンシエルのような模様が入る。ようなというのはアルカンシエルといえば世界チャンピオンの証、だが「本当にレインボーカラーをいれるとUCI規定にひっかかるとがでパールイズミからNGが出たので本当のアルカンシエルは入っていない」とツールの中継で言っていた。で、パオパオジャージいた。スタッフも着ているし市販品を買った人もいるだろう。監督はチャンピオンクラスなので前方にいるはず。パレードがスタートするとやはり目は自転車に。はたして日本は不景気なのかと思うくらいに高級外車のオンパレード。昨年はコルナゴCF1で驚いたが今年も驚いた。カルボニッシモ。CF1のフレームが単体で売りに出されていたものだ。すごいなー、と思ってしばらく自転車を見ていて乗っている人を見たらチーム奥州のジャージだった。そういえば奥州のべあーさんもこの大会に出ると言っていたが会えるだろうか。珍しいジャージなら見分けがつくんだがメットにアイウェアでは誰かは分かりにくい。私が今回も着用している山ジャージは漢字で山と書かれていてパッチもんくさいがれっきとしたジョルダーナ製でツアー・オブ・チャイナの山岳賞ジャージなのである。同じものは見たことが無い。数年前アメリカから通販で買ったんで国内ではレアもののはず。
たくさんの人に応援されながらスタート地点へ。昨年までは30分くらい待たされたが今年はチャンピオンクラスがすぐスタートしたのでCクラスも程なくスタート。いつものように後方から乗り始める。得意の最後尾になりたかったが遅すぎる人がいてあきらめる。初めのうちは民家があるので「がんばれ!」とか声援を受けて走る。フランス人もいる。なぜ国が分かったかというと「アレ!、アレ!」と声援していたのだ。ちょっとだけツールの気分。「茄子 アンダルシアの夏」の舞台となったブエルタでは「バモ!バモ!」、ツール・ド・スイスでは「ベンガ!ベンガ!」、ジロでは「フォルツァ!」と声援がかかるらしい。すべて「頑張れ!」とか「行け!」の意味です。昨年の最初の難関、直角カーブも何事も無く通過、踏み切りをパンクしないように慎重にこなしいよいよ最初の山岳地域へ入る。4回目となると地形もなんとなく覚えている。何人かを抜かして本格的な上りへ。やはりキツイ。しばらくすると次のDクラスに抜かされるはずだが今年はなかなか来ない。第1補給地点で水をもらい牧場の中を抜けていく。ここで次のクラスから追い抜かされ始める。今年は列車の時間の都合でいつもより遅れてスタートしたそうだ。けっして自分が早くなったのではなかったのである。下りになっても余裕で走れる。昨年はビビリながら下っていたな、と思い出しながら緩衝材が置いてあるコーナーもクリアし平坦のストレートを過ぎてまた上りへ。上りになると極端にスピードが落ちるので抜かす人も多いが抜かされるのも多い。前のクラスを抜かすのが心の支えとなり頑張って走る。応援の人が増え始めハーフクラスのゴール地点が近いのが分かってきた。傾斜が緩いのでスピードものりゴールを過ぎる。ここからまた傾斜がきつくなりフルコース参加者だけが楽しめる(苦しめる?)世界が始まった。ここからは林間コースとなり同じようなペースの人と抜いたり抜かれたりして標高を上げていく。ヒルクライムをしているとき人はどこを見ているのだろう。これから上る前方か、地面か。私は後者だった。地面に「パオパオビール飲みてー」と書かれていたのを発見したのだった。ビールもいいが水が飲みたかった。実は水がなくなりかけていた。スタートするときに400CCしか持ってこなかったのである。太陽も出ていなくそれほど暑くはならないだろうと思っていた。ヒルクライムは軽いほうが有利なのは言うまでもない。でも毎回スペアチューブとポンプは携行する。普段と同じ状態でレースに参加したいのである。ボトルには700CC入るのでもっと持ってくるべきだったと思っても今さらしょうがない。所々急なコーナーを経ち漕ぎでこなし残り3km、第2給水地点に来た。当然水をもらい飲もうとするが息が苦しくのどを通らない。「給水地点ここまで」の看板が近づいてくるが飲み干せそうにない。捨てる?いや全部飲む、と決めスピードを緩めゆっくりと水を飲みコップを捨てる。スタッフの皆さん、ありがとう。命拾いしました。しかしここからが長い。昨年より傾斜がきつくなったのでは、と思わせる。緩い道が出始めるのでそこはいいがきついところはほとんど立ち漕ぎでいっている。ゴールする選手のゼッケンをアナウンスする声が聞こえて応援する人も現れ始めいよいよゴールが近づいてきた。ゴール手前が1番きつく止まりそうなスピードでやっとゴール。まずは水とスイカをいただく。美味かったので3切れは食べた。一緒に参加した仲間とも合流し下り始めるのを待つまで公式記録を見に行く。結果は今まで最遅の1時間44分04秒。一昨年のベストより10分遅れ。コースがきつく感じたのは遅かったからであった。体重も重くなっていたのでいい記録は望んでいなかったがワーストを出すとさすがにテンションが下がる。もうちょっといいタイムを出すためには?練習しかないか、などと考える。下りの準備ができて集団で集合地点へ。自転車を片付けておにぎりと豚汁をいただき帰路へ。来年も出るつもりだが参戦記の書き出しは「昨年の反省をふまえ」になるか「レースは参加することに意義がある」になるか、こうご期待?


第16回矢島カップ報告(通算3回目)(02/08/14up)

今年で3回目の矢島カップ。走ることも大事だが参加者の自転車を見ることも楽しみである。ルック、ビアンキ、コッピ色々あるがコルナゴが多いようだ。C40にデュラエース・キシリウムなんていう夢の組み合わせが普通にある。C40にレコードなんてのもあるな。と思えばピナレロ・プリンスにデュラエース。50万円超の自転車がそこら中に。実際は日本のが多いのだろうが外車に目がいってしまう。その中でも今年1番はコルナゴCF1。知る人ぞ知るコルナゴとフェラーリの合作「コルナゴ・フェラーリ」である。なんたって価格が85万円もするうえに世界で500台、そのうち日本には100台しか入って来ない。そんな自転車の実車を見ることができるとは。しかも床の間自転車じゃなく実際に乗っているなんて感激である。
さてレースのほうは、会場付近になるとウォーミングアップをしている人が多くなってきた。本気モードの人たちである。自分たちは自転車を組み立て受付けをすませるとすぐ招集の時間、といういつものパターンで集合地点へ。そこから町のなかをパレードし沿道の人たちからの応援の声をうけてスタート地点へ。レースコースもだがパレード中も警察の協力で交通を遮断しての行進である。いつもは車を気にしながら乗っているので堂々と車道を走れるのは気持ちがいい。
チャンピオンクラス、10代20代クラスがスタートしていよいよ30代のCクラスのスタートになる。順位・記録をねらう人は前列に並ぶが自分は中程の脇の方に並ぶ。もうすぐスタートというとき雨が降り始めてきた。上のほうでは小雨になっているらしい。前のクラスから4分遅れでスタート。今回も始めはアップを兼ねてゆっくりと走る。昨年は最後尾になってしまったが今年はさらに遅い人がいたので後ろから3番目だった。雨が段々と強くなってきた。まだ走るのには支障が無いくらいだが後にあれほど降るとはこの時考えてもいなかった。スタートしてしばらくは民家のある道を行くので声援を受けながら走っていく。雨が降ることでの心配事はブレーキである。最初の直角カーブ。ブレーキをかけたが全然効かない。ヒルクライムレースとはいえ下りもあるので安全第一で走ることに決めた。ゴールしてから聞いたのだが落車もあったらしい。民家もなくなり前半の登りが始まる。見るからに急ですでに最軽ギアに入っている。すでに足に来ている?人を抜いていく。スタートして21分ころ次にスタートしたクラスから抜かれ始める。4分遅れでスタートしたから17分で来たことになる。抜くスピードも速い。あたりまえか。こっちはマイペースで、と思いながらどんどん抜かれていく。1回目の補給地点で水をもらう。暑くないのでのどは渇いていなしボトルにはまだ400ccはあるがもらえるものはもらっておこう。ここから緩いコースになる。すこしペースを上げ何人か抜くが次のクラスから抜かれていく。下りのコースになるが雨も強くなってきて慎重にブレーキをかけて下っていく。平地の直線になるが全然スピードに乗らない。あまりの雨の強さに志気が低下している。後半の登りが始まる。緩いが足に来始めているのでスピードは遅い。ハーフコースのゴール付近は傾斜がゆるいのでスピードも乗るし観客もいるので調子いい振りをして通り過ぎていく。
残り14km、ここからがこのレースの醍醐味である。ハーフを走った人なら次ぎはフルを走ってもらいたい。ハーフを走れるならフルを走る脚力はあるはずだし何より長く楽しめるから。ここからは同じ人と抜いたり抜かれたりで同じペースの集団となり前後との間隔も変わらずゆっくりと登っていく。雨もあいかわらず強く雷も鳴っているが林間コースなので落ちる心配はない。今まで自転車を乗ってきたなかで最も激しい雨かな。体温が上がらないのはいいが帰り道が心配になる。晴れていても集団で下るのは緊張するのにブレーキが効かない今日はゆっくり下るしかないな。残り5kmの看板を過ぎる。ここから更に急になる。雨のせいか体温も上がらずのども渇いていない。ボトルには水がまだ残ってあったがこれからは飲まなくても行けると思い水を捨てる。ちょっとした軽量化である。残り3kmで2回目の補給地点だがここでは水を受け取らずに通過。選手もズブ濡れだがスタッフもズブ濡れである。ご苦労さま。ここからは急な所と緩い所の繰り返しで休む事も出来るがスピードが1桁に落ちることもある。前のクラスを抜くことが唯一の楽しみだ。登りの3キロは長い。2kmの看板がなかなか見えないと思っていたら残り1kmの看板ですでに昨年のタイムを越えていた。残り500m、応援の声が聞こえ始める。最後に1人抜いてゴール。1時間40分くらいか。
水はもらったがスイカはもらわない。それよりも雨宿りがしたい。テントもすでに満員で端に入れてもらう。下で預けた上着を着て下るのを待つがフルコースの制限時間は2時間半なのであと1時間は待たなくてはならない。走り終えた直後は温かいがだんだん寒くなってきた。雨も止みそうになく下るのがいやだな。全員が登りいよいよ下るときが来た。下る気満々の人から車の先導について下っていく。下る気の無い人がテントで待っていると「バスで下る人は乗ってください」との天の声が。自転車はあとで下に届けてくれるらしい。バスに乗ると同じように安全第一の人たちが乗っていた。「こんな時は自転車で下るもんじゃない」との声にうなずきながら下りていく。途中自転車で下る人を抜きながら集合地点へ。ここら辺は路面が濡れていない。雨が止んだのか降っていなかったのか。まず着替えておにぎりと豚汁の昼食を表彰式会場で食べる。ハーフの表彰式は終わっているので人はまばらだ。今年の1位は山形の人だった。土井雪広君、なんとヒルクライム葉山2001で1位の人だった。矢島カップというメジャーなレースで優勝できる人がヒルクライム葉山という草レースに参加してくれるなんて主催者側としてうれしい。ほかには葉山で3位だった石田卓也さんが26位だった。二輪倶鶴岡さんが総勢18人で団体賞をもらっていた。チェリーサイクルクラブオリジナルTシャツを着ていた人がいた。地元ではたまに見るがこんなメジャーな大会で自分たちが作ったのを着てくれるのはうれしい限りです。入賞者や飛び賞などに景品が配られ最後のジャンケン大会か、と思ったが今年は無かった。唯一の景品をもらえるチャンスがなくなってしまった。外に出るとちょうど自転車が来た。掃除をして車に積み風呂に入り帰路についた。来年も出るつもり。


第15回矢島カップ報告(通算2回目)(01/08/12)

もう少し頑張れば雑誌に載る、と思いついに来た8月5日。朝5時に寒河江を出発し7時頃受付会場に到着、すでにウォーミングアップをしている選手たちがいて気分も盛り上がる。受付であきたこまち2kg、Tシャツ、15回記念バッジをもらう。さっそく自転車を組み立てて空気圧やディレーラーの調整を行う。選手に招集がかかりスタート地点まで町中をパレードしていく。この大会は警察の全面協力なので他の交通は遮断されパレードは道一杯に広がりさながら「ツール・ド・フランス」風である。スタート地点にクラス別に並び順々にスタート。今回は全31kmの初めの10kmは85%、10〜20kmまでは90%、20〜26kmは95%、残り5kmを100%の力配分で走って行こうと考えていた。そして自分のクラスもスタート。初めはゆっくり走り出す。しかし他の選手はスタートダッシュでいきなり最後尾になってしまう。「そんなに急がなくても、勝負は登り」と思いしばらくは沿道の声援を受け最後尾1人旅。しかしすぐに他の人に追いつき始める。あとは自分のペースで山道を行く。足に負担が掛からないように軽いギアで行くが足を回しているとすぐに心拍数が上がってしまう。170拍/分以上で登っているが軽いギアなので足にはきていない。残りの距離を考えながらペース配分していく。コースの平均斜度はそれほどではないが所々に急坂があり(最大14%)立ちこぎでクリアしていく。17kmのハーフコースゴール地点を過ぎ残り14km、周りの人も苦しそうである。残り5km地点あたりからいよいよ勝負の坂が始まる。ここから100%の力で登ろうとする、が既にバテバテでもう地面しか見ていられない。残り距離の看板が3km、2km、1kmと減りゴール地点近くになるとまた声援が聞こえはじめる。「頑張れ!」と声をかけられやっとの思いでついにゴール。時間は1時間33分21秒。去年より1分28秒の短縮。順位はスタート地点に戻ってからなのでフルコースの制限時間まで待って全員でスタート地点まで戻る。昼食を食べながら表彰式に出る。上位入賞者はやはり痩せてるなー、と思いながら成績表を見てみると順位は「58位」。去年とは違いクラス分けが年齢別になったので順位はこんなものかな。去年と同じ20位まで雑誌に載るにはあと10分短縮しなければならない。いくらなんでも10分の短縮は無理だと思うので雑誌に載るという野望はあきらめ、ここのコンテンツ名を「自転車雑誌掲載計画」から「矢島カップ参戦記」に変えて来年の目標は今年のタイムより遅れないことを目標にしてまた1年頑張って行こうと思う。

第14回矢島カップ報告(初出場)、掲載計画のきっかけ(00/10/14up)

自転車雑誌に載る、それもレースでの成績上位者として。
かなりの高望みだが可能性はある。そのレースは『Mt.鳥海バイシクルクラシック 矢島町・鳥海高原サイクルロードレース大会』。今年(2000年)8月5〜6日に行われた。5日は8kmのTT(タイムトライアル)、6日は31km・標高差1100mのヒルクライム(17km・標高差400mのコースもあり)が行われた。今まで県外の大会には参加したことがなかったが6日のヒルクライムに今年初参加した。結果は1時間34分49秒、ビギナークラスで33位。TOPから25分遅れであったがヒルクライム好きな私としては十分楽しめた大会であった。この時は雑誌に載るなんて考えもしなかったが自転車雑誌『ファンライド』を見てびっくり、なんと20位まで載ってるではないか(サイクルスポーツ誌は3位まで)。20位の成績は1時間31分18秒、私との差は3分31秒。もう少し頑張れば20位以内も夢では無い、と思ってしまった。2001年の大会結果の雑誌掲載に向けて今から日々精進して行こうと思う。
では、どうするか。ヒルクライムとは重力に逆らって坂を登るわけだから単純に軽いほうがいい。手っ取り早いのは自転車を軽くする事。私の自転車は現在8.6kg、これで文句を言ったらあといくら金がかかるか分からないので、自転車はこのままにして体重を落とすことにした。自転車を5kg軽くは出来ないが体重は5kg軽く出来る、かも。

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