中国、有人宇宙船「神舟6号」打ち上げ
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2005年10月12日10時31分 中国にとって2度目となる有人宇宙船「神舟(シェンチョウ)6号」が12日午前9時(日本時間同10時)、中国北西部の甘粛省と内モンゴル自治区にまたがる酒泉衛星発射センターから、長征2Fロケットで発射された。神舟6号は、約10後にロケットから切り離され、高度200〜347キロの楕円(だえん)軌道に投入された。 神舟6号は、その後高度343キロの円軌道に移る見通し。約119時間の飛行後、17日朝に内モンゴル自治区内に着陸する予定だ。 国営新華社通信によると、神舟6号に乗り組む飛行士は、同日朝までに訓練中だった3組6人の中から空軍パイロット出身の聶海勝氏(41)と費俊龍氏(40)に決定。午前5時過ぎに温家宝首相が同センターで2人を激励し、「中国人民の志と自信と能力を再び世界に示してほしい」と述べた。 中国中央テレビは、早朝から特別番組を開始。打ち上げの様子は、全国に実況中継された。ロケットが上空の雲の中に入ると、すぐに宇宙船内の映像に切り替えられた。約15分後に「よい気分です(感覚良好)」という飛行士の第一声が入った。 テレビ中継は、5億人以上の国民が視聴したと推定される。99年11月の神舟1号打ち上げから続く「神舟計画」としては初の実況中継で、中国の国威発揚と指導部の求心力強化に大きな役割を果たすことになる。 11日には、北京で開かれていた共産党第16期中央委員会第5回全体会議(5中全会)が閉会。08年の北京五輪をはさんだ今後5年間の経済政策の指針を定める第11次5カ年計画の基本方針が採択された。今回の打ち上げは「5カ年計画の実施にむけ国民の団結が必要な時期に、大いに国威発揚を図りたいとの指導部の狙いもある」(外交筋)とみられる。 18日から予定されるラムズフェルド米国防長官の訪中を控えた時期でもあり、「宇宙大国」米国をはじめ世界に中国の宇宙技術を示すことにもなった。
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