パンタ笛吹の帝国現地レポート [TUP速報]
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最近のアメリカ事情の報告です。 気楽に読める内容です。 何かの参考になれば!
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http://www.asyura2.com/0505/war70/msg/250.html 投稿者 white 日時 2005 年 5 月 13 日 17:04:20: QYBiAyr6jr5Ac □パンタ笛吹の帝国現地レポート [TUP速報]
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パンタ笛吹の帝国現地レポート(27)
![]() コロラド州ボルダーから、1年半ぶりに、レポートをお届けします。 今回は、最近読んだニュースや論考の中から、個人的に「うーん」とうなっ た記事を、ダイジェスト版でまとめてみました。 (パンタ笛吹/TUP)
![]() ★ イラクの状況は、ますます泥沼 4月半ば、ブッシュ大統領はテキサスの米軍基地で、「イラク戦争は非常 にうまく行っており、米国はイラクに民主主義の苗を植えることに成功した」 と意気高々に演説した。しかし、現地の米軍高官たちからは、まったく違っ た本音がもれてくる。 「バグダッドで司令官たちと話したが、戦況は公表する以上に不安定で危な い。安全なはずのグリーンゾーンの中でさえ砲弾を撃ち込まれるので危険だ。 もし夜に外を出歩こうものなら、たぶん朝には首なし死体になって見つかる だろう」・・・パトリック・ラング将軍 「武装抵抗勢力には、協力するたくさんの情報提供者たちがいる。彼ら密告 者たちは、まるでタコの足みたいに、新しい政府内や新設の国軍内に浸透し ている」・・・ウォルター・ブキャナン将軍 「もしイラクが分裂するようになれば、それは1947年のインドとパキス タンの分裂と同じくらいに醜い争いになるだろう」・・・元国務相副長官、デイビッド・マック 「内戦になったら、ブッシュ大統領は、米国の力だけでも闘い抜くつもりだ。 われわれの政策は、イラクを植民地にすることなのだから、そうはたやすく 手放しはしない」・・・米軍に近い情報源の言葉
ロバート・ドレイファス ローリング・ストーン誌 5月5日号 ★ アメリカへの観光客が、減りっぱなし 9/11以降、テロとの戦いを宣言して以来、アメリカのイメージがずい ぶんと色あせてしまったようだ。そのせいで、海外からの旅行者の数も激減 し、何百億円という観光収入を失っている。 ドルの価値が下がっている今、 米国旅行は以前よりもずっと「お得」なはずなのに、観光客は減る一方だ。 米観光協会のダウ会長は、「世界中の人々がアンチ・アメリカ感情を持ち、 わが国のことを要塞国家のように受けとめているようだ。このままイメージ ダウンが続けば、世界のコカコーラやマクドナルドの売り上げにもひびくだ ろう」とこぼしている。
ファイナンシャル・タイムズ紙 5月8日
★ 石油・天然ガスの取り合いが激しくなった (長い論考なので、最期の数行だけ訳します) 世界のエネルギー需要が急増しつづけているのに、石油や天然ガスの供給 がそのペースに追いつかないのが現状なのだから、石油・天然ガスをめぐる 圧力は、これからますます激しくなるだろう。 ブッシュ政権はすでに2001年5月の時点で、世界のエネルギー資源動 向を分析し、対策を練っている。ブッシュ政権はイラク侵攻が石油のためで はないとくり返し否定しているが、イラクの石油をコントロールできれば、 将来、中国との石油争奪競争において、圧倒的な優位に立てることは百も承 知だ。 実際、エネルギー資源確保の問題が、ただ単なる経済の領域から、国益を 守るという国策の領域に移行すれば、それは政治的手腕の使い方しだいでは 軍事政策にまで影響を及ぼす。 そうなれば、偶発事件への対応や、あらゆる緊急事態への対抗策が練られ ることになり、ささいな事件が危機に発展し、また危機が紛争や戦争にまで エスカレートする可能性もある。 そういうわけだから、次の20年間は、大変な時代が来ると覚悟してお いた方がいい。
マイケル・クレアー トム・デスパッチ 5月9日 ★ 逮捕されたアルカイダのトップは、人違い? 数日前、パキスタンの警察が、アルカイダの「ナンバー・3」を逮捕した ことを受け、ブッシュ大統領は、「リビア人テロリスト、アル・リビーはビ ン・ラディンの最高幹部であり、彼の逮捕によりアメリカ人と自由を愛する 人々への危険は回避された」と、誇らしげに語った。 ところがこのアル・リビーはFBIの危険人物リストにも載っておらず、 ヨーロッパの諜報専門家は、「彼はアルカイダの中堅クラスでしかなく、 組織の中では浮浪者レベルだという者もいる」と指摘している。
実際、1998年に東アフリカの大使館爆破を指揮したFBIのお尋ね者
がいるが、彼もまたリビア人で、名前はアナス・アル・リビーという。
イギリス サンデー・タイムズ紙 5月8日
★ 年金改革のトリック、みっけた ブッシュ大統領は全米を遊説してまわり、いま押し進めている年金改革の すばらしさを訴えている。その売り文句は、「富裕者の年金を減らして、中 産階級や低所得者を助ける」というものだ。 去年の秋、ブッシュ大統領は減税について、「減税の恩恵にあずかる大部 分は、低所得層と中所得層だ」と主張しながら、実際には、トップ10%の 最裕福者や年収2千万円(1ドルを百円とした場合)以上の高所得者が減税 で大金を手にしただけだった。
ここで、改革後の実際の数字を、所得層別にシミュレートしてみると・・・ *年収600万円の中所得者の場合・・・約10万円の減税を受けるが、リタイヤー後に受け取る年金が、改革前よりも、年間65万円減ってしまう。 *年収1億円のリッチマンの場合・・・年間500万円の減税の恩恵にあず かり、年金の減少額は94万円にとどまる。
ポール・クルーグマン ニューヨーク・タイムス紙 5月9日 ★ 戦争はウソから始まる *1898年のキューバ・・・キューバに派遣された米戦艦メイン号は、ハ バナ湾で突然爆発して沈没、250人の米国人乗組員が死亡した。米政府は それをスペイン軍からの砲撃のせいだと非難し、スペインとの戦争を始めた。 その結果、米国はキューバ、プエルトリコ、フィリピンを手中に収めた。 ところが最近の海底調査で、戦艦メイン号は、ボイラー事故か火薬庫の暴 発で、内側から爆発したことが判明。スペイン軍の攻撃ではなかったことが、 科学的に証明された。
*1915年の大西洋・・・ドイツ軍は、ニューヨークからロンドンに航行
中の米客船ルイジアナ号を、「大量の違法武器を運んでいるので、攻撃する
権利がある」という理由で撃沈、千数百人が死亡した。 ところが最近の海底調査で、沈没したルイジアナ号が発見された。その船 内には違法の武器が山と積まれていることが判明した。ルイジアナ号は当時 の国際法に違反していたのである。 *ベトナム戦争開始の理由となったトンキン湾事件のウソと、イラク戦争の 大量破壊兵器のウソは、みなさんがすでにご存じのとおり。
ハーヴィー・ワッサーマン コロンバス・フリープレス紙 5月8日 ★ コンドームを許して! 新ローマ法王へのお願い カトリック教会にとって、いちばん邪悪なセックス・スキャンダルは、司 祭たちの小児性愛ではなく、バチカンのコンドーム嫌いだということに、新 ローマ法王ベネディクト14世は早く気がついてほしい。 ここに、エイズ蔓延に苦しむブラジルのカトリック教徒たちの訴えを紹介 しよう。 「カトリック教会が、世界にエイズが広がるのを助けたのです。コンドーム 使用を禁止するのは間違ったことで、神はそれを許さないでしょう」・・・カトリック教徒で、エイズ・ニュースの編集者 「もし私がローマ法王なら、まずバチカンの教会の地下に、コンドーム工場 を造るでしょう。人々がエイズにどんどんと感染しているのに、食料や薬だ けを送ることに何の意味があるというのでしょう」・・・カトリックの司祭 ちなみにこの司祭の部屋の壁には、ガラスの額縁に入ったコンドームが飾 ってあり、そこには、「緊急時にはガラスを壊すように」と書かれている。 「私は人生を神に捧げています。私は子供たちがエイズに感染するのを見過 ごすわけにはいきません。ですから、私がバチカンの掟を破って子供たちに コンドームの使用を勧めるのを、神は許してくれるでしょう」・・・少年エイズ患者専門の孤児院で働く尼僧 「枢機卿たちは年長なので、その多くの経験のぶん、もっと賢くなってほし いんです。私みたいなHIVビールスを持ったティーンエイジャーは、コン ドームを禁止されたらボーイフレンドもできないし、結婚もできないんです・・・HIVに感染した17歳のカトリックの少女 また、中米のエルサルバドルでは、教会が率先して、すべてのコンドーム のパッケージに、「この避妊具は、エイズの予防には役立ちません」と表示 しなければならないという法律を成立させた。 エルサルバドル人のカップルが最初にセックスをする時に、コンドームを 使う割合は、4%以下という致命的な調査結果も出ている。
ニコラス・クリストフ ニューヨーク・タイムズ紙 5月9日 ★ テレビの小話の、パンチラインを二つほど 「年金制度ができる前は、米国民は定年の年齢が過ぎても、ずうと長く働 かなくてはいけなかったらしいね・・・いまシェールが働いているようにね」 ジェイ・レノ
「世論調査によると、ブッシュ大統領の評価が47%まで下がったのに、
奥さんのローラ・ブッシュの人気が80%もあったんだってね。 コナン・オブライエン
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