18日から「コンクラーベ」後継法王は… 焦点は出身国とバチカンの姿勢
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巷での次期教皇の選挙予想が 盛んなようです。
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18日から「コンクラーベ」後継法王は… 焦点は出身国とバチカンの姿勢 保守強硬路線踏襲か/「時代の変化」対応か ローマ法王、ヨハネ・パウロ2世の後継法王を選出する「コンクラーベ」が18日から始まる。27年ぶりのカトリック教最高指導者選びとあって、欧米での報道も過熱気味だ。新法王は避妊・中絶反対などに象徴されるヨハネ・パウロ2世の保守強硬路線を踏襲するのか、それとも価値観や倫理観を時代の変化に即して見直すのか。バチカン(ローマ法王庁)がどちらを向くかは、国際政治にも少なからぬ影響を与えそうだ。(佐藤貴生) 新法王選びの行方を占う一つが出身国だ。ポーランド出身のヨハネ・パウロ二世の就任まで、四百五十五年の長きにわたり法王の座を占めたのはイタリア勢。コンクラーベでも最大勢力(二十人)を擁し、「法王奪還」で結束するとの観測があり、穏健派のテッタマンツィ・ミラノ大司教(71)らの名が挙がる。 米誌タイムも「イタリアがイスラム教などへの懸念を共有する欧米の枢機卿の支持を獲得する可能性がある」とみる。 同誌は中南米を対抗軸に挙げ、「発展途上国に理解を示す候補の下でアジア・アフリカと協力できれば勝機はある」との見方も示す。中南米は、過去半世紀で信者が五億人に増え、全世界のカトリック人口の半数を占めるまでになっている。 やはり信者急増地域のアフリカからはナイジェリア出身のアリンゼ法王庁典礼秘跡省長官(72)の名前が浮上している。 新法王選びを捉えるもう一つの重要軸は、「宗教と倫理」にかかわる諸問題をめぐるバチカンの姿勢変化の有無である。 ヨハネ・パウロ二世は同性愛や中絶への反対を貫き通した保守派だ。二月に上梓(じょうし)した著書でも同性同士の結婚を「新しい悪のイデオロギー」と表現、中絶はホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)にも比肩する「合法的抹殺だ」と厳しく批判して、 論議を巻き起こした。 避妊についても、エイズ防止のためのコンドーム使用が世界的に奨励される中、「生命はあらゆる段階で尊重されなければならない」との姿勢を 決して崩さなかった。 二〇〇二年に米国で相次いだ神父による児童への性的虐待では、厳しい処分を行わず、教会の権威を重視する立場を取った。女性司祭を禁じる教会の方針に違反したとして、オーストリアや米国などで女性聖職者の破門も決め、性的差異の問題でも伝統を墨守した。 英BBCテレビによると、コンクラーベで投票権を有する枢機卿百十七人のうち、三人を除く全員はヨハネ・パウロ二世が指名しており、ドイツのラッツィンガー法王庁教理省長官(77)ら保守色の濃い人物が後継者となる可能性が指摘される。 半面、時流にふさわしい改革の必要性を訴える勢力もある。ブラジルのフンメス・サンパウロ大司教(70)は法王死去の当日、「生命科学の進歩に対する新たな回答を持つべきだ」と異例の発言を行って注目を集めた。 (産経新聞) - 4月8日2時58分更新
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