中山みき最後の天啓の巻
さあ/\、これまで長らくの間、段々運び、尽くしたりは、皆神が受け取りてある。
年限長らくの間、ようこそついてきた。
もう、今に見えて来る誠の道。 これま
で、運び尽くした種を、腐らさぬよう、減らさぬよう、消さぬように、段々運び、修
理とゆう肥を運んでこそ、稔るのやで。
もう長い間通ってくれとはいわん。 尽くせと
はいわん。 只二十年祭もすんで、七十年とゆう。 後五年、その間、艱難、不自由、難
儀、苦労。 艱難の道をよう通れ。 考えてみよ。 世界一列とゆうような事もあるやろ
う。 また、甘露台とゆうて、天よりさがる露を戴くのやで。 どうでもこうでも戴か
ねばなろうまい。 そのときは、誠調べ、真実やで。
さあ/\これまで諭し置いたる一日とゆう。 一日は一日とゆうて置いたのも、皆/
\さしづの中にある/\。 よう思案して、心定めて真実を定めるがよい。 なか/\人
を助けるとゆう事容易ならん。 誠、これは/\我が身助かるもとやで。 よう/\心定
めて、助けるが台とゆう事が要で、肝心やで/\。 しっかり/\心定めて本真実、尽
し方、運び方、尽した種を掘り探さぬよう、探して腐らし、不自由と思えば消してし
まうも同じ事。 せっかく種蒔をしたものを掘り返さぬよう、返してしまい、ほんにな
あ/\何をしたのやら分からぬような事は、神が残念でならん。 種の稔らん種まきを
してはなろうまい。 しっかり誠の心を定めて運ぶなら、天の与えも違う事なし。 さあ
/\十分勇まにゃならん。
これさあ/\六時より始まり、六時まで天火降りて、天災は夕方治まる。
治まるひ
ま三日間ある。 まだある。 をふとのべの命、引き締め内、あつけ病いの障りでたが、
助くるは高山の事なり。 左足が動く/\痺れたるは日もつまる。 それより親たる人の
ところへ来る。 来るものをさする証拠守りで治まる。 そこで、人をそろへば甘露台、
高山ぐらつくからそれより、神と上との力比べ。 その中でいろ/\不思議もある事に
をどしなくなる。 助けの人を名乗りあい、助けるなり。 これ世界助け。 話し続いてよ
り日を先となり、この助けこそ、一年六月なり。 いやがれば病の根は切れん。
それより、みる間にところどころに始まる。 日も始まる。 国も治まる。 神代とな
る。 それより甘露台も所々に立つ。 戦争も勝つさと喜んでいるけれども、やがて、蚊
の鳴くようにあちら向いても、こちら向いても、拍手を打っている日もある。 それな
お、二十六日からころりと変わるで。 役員の中にも役員がある。 今までは、金のある
者を丁重にしたけれども、これからは誠一つの者を丁重にする。 それまでは、なにを
ゆうても可愛い、日を延べたけれど、もうこれからは日を延べんで。 役員を寄せて、
勇め/\。
さあ/\これからは、外国の兵も段々日本へ入りこんで来る。
その時きたら日本の
道の者も、皆戦争にいかねばならん。 あとで、道の女は、はしきはらいのつとめをす
るのやで/\。 もう日が差し迫りて日がないから、はやく誠になりて勇め/\。 これ
はたしかとゆうておくぞ/\。 さあ/\世界の大掃除、皆の者心しっかり、心しっか
り誠真実に定めてくれ/\。 子供可愛いからなによの事、段々くどう/\知らしてあ
る。 どうぞ悪気強欲の心、すっきり切り替えて/\。 今まで積もり重なる悪因縁を、
どうでもこうでも切り替えてくれよ/\。 親は、なんどきまでも病まず、死なず、弱
りなきように、いつ/\までも陽気ゆさんの楽遊びをさしてやりたいばかりに、因縁
諭しもするのやで。 こらほど親のゆう事をなんとも思わずに、日々気随、気まま、勝
手感情の心ばかりでくらす者は、神の残念あると思えよ。
こらほどに意見ことわりいうておくならば、日柄刻限も定めてある。 この刻限を一
人なりと心の切り替えさしてやりたいばかりに、神はいろ/\と心尽くしきるのや
で。 いかほどに神が可愛いく思うても、日柄刻限までに心切り替えられん者は、ふび
んながらも是非はない。 もれ落ちないように聞き分けてくれ。 日柄刻限きたならば、
神の真実の大掃除にかゝるのやで。 神の心にかなわん悪しきな者は皆切り払い、神の
心にかのうた者ばかり助けるのや。 その恐ろしさは、始まりだしははいつとはいわ
ん。 大戦争がおこるのや。 戦争には、日本もいかねばならん。 段々ちからつくしてた
たかうけれど、この戦争は、日本はまけいくさとなるから、これではならんと、日本
国中あちらで祈祷、こちらでも祈祷。 力の限り尽くせどもしるしなく。
いよ/\日本は皆の者は驚くときもある。 そのとき、その場合、悪因縁を積み重ね
て、ごもくまじり者は、皆切り替えを考えねばならん。 このとき不思議の事があらわ
れるのやで。 日本の真の神もこれではならんと、伊勢の皇大神宮に真に願いに行くの
や。 神はこゝには居らん。 大和に帰り居るとゆう。 不思議な神のお告げに驚くのや
で。 大和はどのなに神であろうかと、今まであらたかな神々に祈るけれどもしるし
は、更にない。 思案してくれるのや。 残るは、おじば。 今はいたしかたなし、おじば
へ来る。 門まで来ると、馬がすくんで一歩も動かんのや。 鏡屋敷に、けがれた四つ足
は入られん。 それを合図に戦争に行くのやで。 戦争に望んで、あしきはらいのお願い
をすると、それを合図に敵の打ち出す弾は、皆敵の方へと飛んで返り、敵の打ち出す
弾で、皆倒れるのやで。
また、あしきはらいのおてふりにかかると、敵の軍艦は、吹き流しし、吹き沈める。
不思議の神の風が吹くのや。 日本には、不思議な恐ろしい神があらわれた。 これでは
敵わん/\と皆降参するのやで。 これで、日本の勝算と決まるのやで。 この不思議な
親の働きに驚き、これまでの無礼をことわりするのや。 これより、この道を段々と聞
きにに来る。 上たるも不思議な働きに感じ、お陰にて日本助かりたと、お礼参りに来
る日もある。 おじばの普請も政府からする日もあるのやで。 天理の不思議な働きは、
世界中に響き渡り、段々と天理の話を外国から聞きに来る。 聞いては感心、上下首を
傾けしことになる。 道も段々世界へ道渡るのやで。 勇めよ、勇めよ、頼もしき日もあ
るのやで。
また、いつとはいわん。 大日照りであそこも雨乞い、ここにも雨乞いの祈祷をすれ
ども、少しの雨のおさがりもなし。 田も畑も亀の甲のように割れて、日照りばかり続
く事より、身上にさわる人々が段々と日増しに多くなるのやで。 日々使うところの水
もなくなる日もある。 このうえは、とても助かる事はできんと泣き苦しむ声は、天地
に満渡るのやで。 まるで、蚊の鳴くような日も来るのやで。 この世には、神も仏もな
いものかと、祈り、祈祷もなんもきかん日柄やで。 そのときは、お道の者は、神さま
のお話を説き聞かす事やで。 皆の者は、天理の神のお助けを願うよりほかにいたしか
たないと、段々天理の助けをくださいと、ところ/\より願いに来るのやで。
その時は、その町、その村の者に、神様のお働きを説き聞かし、心の切り替えをさ
し、一列心揃うて、雨乞いのかぐらつとめにかゝるときは、その町、その村かぎり雨
のさづけをたくさん与えるから、わが町、わが村へもと、お助けくださいと段々願い
に来る。 願えばすぐに雨の授けがあるのでどんな者でも、神さまの働きに感心せん者
はない。 それより、天理の光、輝きわたるのや。 天理の道段々と聞く事から、人間の
心もやわらかになり、人情も美しくなる。 救われた当分なら、人情も美しいけれど
も、また、元の心になるから、また/\神の意見せねばならんのや。 神の残念これを
みてくれ。
また、いつとはいわん、いえん。 野からしの虫が沢山湧いて、田や畑の作物も、ま
た、野山の草木まで食いつぶして、天地に青いもの、種切れにならんとなるような大
変の日も来る。 虫よけの予防に、いろ/\と手を尽くしたれどもその効なく。 拝み祈
祷に手を尽くせど、そのかいなし。 あゝでもならん、こうどうしたらよかろうかと、
どうもならん。 そのうえは、なんでも天理の神さまにお願いするよりいたしかたない
と、相談するのや。 その時に、心済ました神の心にかなうた者ばかりより集まりて、
一手一つに心あわして、虫よけのかぐらづとめにかゝる日もあるのやで。
日々に不足の心ばかりでつくしている者は、この天下晴れての神のつとめ加わる事
はできんのや。 そればかりでなく、一点の曇りありても神の守護やる事はできんか
ら、どうしても心の切り替えできん者は、その場ですぐ切り替えるのやで。 心澄み切
りた者ばかり集まりて、その場につとめにかゝってくださる者は、男松、女松の隔て
はいわんのや。 人々より頼まれたときは、たとえ手に持ちたるものをふりすてておい
ても、その土地家に入りこんでで、境目に注連縄をはりて、一方を開けておいて、そ
のときよりおうているもの心一つに合わして、しっかりお話を取り次ぎ、あしきはら
いの願いにかゝるのや。 それから、虫よけのかぐらづとめのお願いにかゝる事なり。
その願が済むと、虫はらいのお礼を境目にたてると、虫は一方かってある方へ、虫一
匹も残らず集まるのや。 その数は、なんせきともいえん沢山の虫。 これをみて皆者こ
の虫こ憎いやつじゃと恨みさしてはならん。 親心より、虫の影も形もなきよう通りは
らう。 これを沈みなく勇め/\。 なるほどの理がわかりた事なら、神はどうせこうせ
とたってことわりないのや。
また、いつともいわん。 天より火の雨ふらす事から、あら/\うら/\との人の泣
き声が、蚊のなくような事や。 天の親もふびんなもの。 可哀そうな者と思えども、い
かほどあつき強欲の心を切り替えさして、やさしき人となして、陽気ゆさんの極楽遊
びをさしてやりたい事から、いろ/\心段々心尽くしきれとも、皆親のゆう事は反故
にして、真から改心する者はなし。 是非なく親が意見するのやで。
これまでも人間は、せっかく天の親がつけた天理の道を踏み潰してて助からん。 難
儀苦労の不正に沈む怖い、危なき道ばかり。 親はとやせんかやせんと心休む暇もな
く、いろ/\と心尽くしきれども、本真実に聞かん事から是非なく、表へあらわした
事。 この日柄、刻限きたならば、夫婦の中も男が女を助ける事はできん。 女の運び尽
くした理が、男の理にもならん。 親が子を助ける代にもならん。 皆めい/\きりをか
ん事においてどうもならん。 いかほど思う親が子を助けられん。 いかほど可愛い夫婦
の間がらも切り替えのとき、どんなに思うてもいかほどじだんふんでも、苦しんでも
なんにもならん。 真に可愛いと思うなら、今の場合、ようきかしてやりてくれ/\。
すみからすみまで助けもれのないように、この刻限きたなら横目振る間もないで、手
の平を返すひまもない。 死人の塚、死人の山があそこにもここにも建つのやで。
このぜん悪の大掃除にさびわけられた者は、この度人間に出直して来る事はできや
せんのやで。 恩に恩が重なるその上は、牛馬とみえる道もあるのやで。 さびわけられ
た者は、三度牛の世界に落ちて、裸足、裸で恩報じ、犬に三度、それより猫、それよ
り猿と段々生まれ代わりて人間の世界へ、これまでのご恩報じをおくりて、因縁がす
みしだい、こんどには、すだ/\してすばかな人間にうまれ、皆からくるしめられ、
いじめられ、ばかにされて因縁をきりて、はじめて当たり前の人間に生まれてくるの
やで。 こんなあさましい、苦しい世界へおとすのは、残念でならん。 よう思案して、
後で後悔きようにしてくれ。 こればかりが、親の国なるのや。 諭したる理よう聞き分
けてくれ/\。 親心のもつれをよう思案してくれよ/\。
さあ/\よう聞き分けよ。 大掃除の日柄刻限までに心すみきりておいてくれよ。 さ
あとゆう、さあと日柄刻限せまりたら、天地火の雨となりた事なら、今までの人間の
命、宝と命より大事にしたる金、財産も、田地、田畑もいらん日が来るのやで。 天火
下がれば、人間これではならんと、地に穴を堀て入り、まずこれでひと安心と思うて
いるが、悪因縁の積み重ね。 神の残念であるなら、どうしても人間ではかなわぬ事や
で。 穴にはまれば、地より大地震で火を噴出す/\。 天地に隠れ場所はあろうまい。
親は子を訪ね、妻は夫を訪ねて泣き叫ぶ声は、まるで蚊の鳴くようなたとへかたく、
思い出すに身の毛のよだつ、誠に/\みじめな事もあるのやで。 よう聞きもれのない
ように聞き通りてくれ。 今までと道の次第がころりと変わりあるほどに/\、よう聞
きもれのないようによう聞き通りてくれ。
今までいくへ/\艱難の道を、尽くし運んだ効能の理を一日の日とゆう日に崩さす
は、親残念でならんから、こんなに返す/\も、くどくことわりをゆうておくなり。
もはや、日柄刻限も近づいた/\。 なんでもかんでも、この難から助けて頂かねばな
ろうまい。 親も子どもでもよけいに助けたい。 どうぞしっかり心切り替えてくれ/
\。
段々と世界の大掃除すんだるそのあとは、子どもの心もすみきりてある。 子どもが
勇めば、親の勇みはいかばかり。 晴天の心を神代とゆう世界の痛み憂いもなし。 薬も
医者もいらず。 世界一列陽気ゆさんの楽遊び/\。 ここはこの世の極楽と心すんだる
証拠として、昼、雨を降らさぬ。 田畑の作りもたくさん肥もいらず、糠三合、灰三
合、土三合、合わして一反の田地に降り蒔けば、手入れも一度すれば稔り十分たっぷ
りさづける。 雨もいるときに願えばすぐにさづける。 いらんようになれば、お預けの
願いをすれば、すぐに預かる。 お照らしも同じ事やで/\。
この道を通りぬけた者は、このお方が幾重/\の艱難の道を通りくだされた理によ
りとふて、このお方は誰さんの子どもやで、妻さんや、親子衆やとゆうて、人中でも
大事そうにするのや。 世界からは、天理筋とゆうようになるのや。 世界の人々から恩
報じとゆうて、食べ物のもいつも珍しいものばかり、段々持ちかけてくる日もあるの
やで。 家もこんな粗末な家建てて、どうぞこれにお入りくださいとゆうて来る日もあ
るのや。 着物も段々新しいのを作り、どうぞ/\これをお召しださい、どし/\持ち
込んで来る日もあるのや。
その脱ぎ捨てた着物どうぞ私にお下げくださいとゆう。 やればこれはだれ/\がお
召しになりたものとゆうて、その家門の高貴な宝とするのやで。 難儀しょうと思うて
も難儀は、出来ぬようになるのやで。 今の道は、どんなにつらくとも勇まにゃなろう
まい。
まだあるのやで。 世界の大掃除すみたのち、天より甘露を下げるのやで。 この甘露、
寿命薬であるほどに、我にも/\とより来る人はたくさんあるけれど、これは心のす
んだる証拠に渡すのや。 心のすまん者は、身体がすくんで、すぐ切り替えとなるのや
で。 心すまさにゃどうもなろうまい。
世界の掃除すんだその後は、兵隊もいらぬ、警察もいらぬ、裁判所もいらぬ、病院
もいらぬ、医者もいらぬ、薬もいらぬのや。 作り物のは、毎年/\豊年豊作をとらす
のやで。 子供さんもなくて、苦しむ者もなく、沢山できて苦しむ者もない。 夫婦の中
に世継ぎとして、女一人男一人しかさずけんのや。 また、働きも朝から晩までは働か
んでも、一日三、四時間、昼まで働いたら、後はかぐらづとめであそばすのやで。
親里、親里から掃除も日本から始めかけるのやで。 日本の掃除すんだ事ならば段々
外国の掃除にかかる事なり。 世界の掃除すんだ事ならば、外国から日本は親国、お里
の兄弟とゆうてから、段々と慕うて来るのや。 そうすると、奈良、長谷地方は宿屋ば
かりになるのや。 世界一の都となるのやで。 普請も金銀づくめで普請するのやで。 こ
れから本普請や。 世界第一の神となるのやで。 火の元、水の元とゆうりなり。
世界の掃除すんだら火の神も甘露からでて、甘露台へはいるのや。 水、月さまもお
なじ事やで。 この理をもちて、日の元、火の元とゆうのやで/\。 天理のお助けにん
も三十六人までは共人付けさすのやで。
さあ、日柄も段々さしせまりてある。 世界の掃除いつかかるやもしれんで。 一同
うっかりしてくれるなよ。 一人でも子どもたくさん聞かしてやりてくれ。 助けもれの
ないように、これを確か頼んでおくぞや。
道に遅れなよ/\。 勇め/\。
今しばらくとゆう。 なにがなくてもなんでもとゆう。
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