インフルエンザ出足遅め 暖冬、多湿、免疫あった?
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ビ−ルスも暖冬がわかるのかな? それはともかく、 みなさんも油断無くご注意ください。
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例年なら12月末には始まることが多いインフルエンザの流行が、今年はまだ始まっていない。1月中旬まで流行が始まらなかったのは、過去10年で今年が2度目だ。専門家は暖冬や湿度の高さなどが関係しているのではないかと考えているが、今後の予測は難しく、油断は禁物だ。流行が兆せば、うがいや手洗いなどの感染予防が重要になる。 国立感染症研究所の5000医療機関定点調査で、今年1月第2週(9〜15日)の1機関当たりインフルエンザ患者数は0.7人。感染研は1.0人を「流行の始まり」とみて注意を呼びかけており、今年はまだ流行が始まっていないことになる。地域的にも、宮城県と岐阜県の一部保健所管内で12月に一時的に患者発生が目立っただけだ。 過去10年で流行開始が最も遅かったのは00〜01年のシーズンで、1月末だった。この年の流行のピークは例年より1カ月遅い2月下旬で、流行の規模も小さかった。 今年の流行開始が遅いことについて、感染研感染症情報センターの安井良則主任研究官は「寒く乾燥した日が少なかったことが影響しているのではないか」という。気象庁によると、昨年12月の気温は北海道を除く全国で平年を上回り、降水量も平年のほぼ倍。高温多湿を嫌うインフルエンザウイルスにとっては、不都合な天気が続いた。 今年流行が予測されるA香港型に対して、多くの人がすでに免疫を持っているから、との見方もある。 インフルエンザウイルスにはA香港型、Aソ連型、B型と3種類ある。流行が早く始まる年はA香港型のことが多い。感染研がこの冬を前に一般の人の血液を調べたところ、最も高い10〜14歳では7割弱にA香港型の抗体が見つかった。昨年の流行がほぼすべてA香港型だったためらしい。 さらに、今年は過去最高に匹敵する2000万本以上のワクチンが出荷されており、その効果の可能性も考えられる。 ただ、今後に関しては予断を許さない。過去10年は、定点当たり患者数が0.7人を超えた翌週には必ず1.0人を超え流行が始まっている。 流行開始が遅い年は、B型の割合が大きい傾向がある。B型は感染力、病原性とも比較的弱く、爆発的な流行にはなりにくいが、免疫を持っている人は最も多い15〜19歳でも3割程度で、流行の素地はある。 流行が兆せば、マスクや手洗い、うがいが大事だ。感染研は「手洗いはノロウイルスなど感染性胃腸炎の予防にもなる。徹底を」といっている。 (01/26 18:56)
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