NO21) 洗濯 服を清潔にしておけば衛生的であるだけでなく 断熱効果も維持できる。 寒冷地では、靴下と下着だけを定期的に洗えばよい。 清潔でよく手入れされた衣服を着ておくと困難な 状況に直面しても気力を維持する助けになる。 洗剤は水源の水質を汚染しないようなものを大き なスーパーなどで売っているからあらかじめそれを 購入しておくこと。
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食料は虫や野生動物に狙われないように、木の幹 から離れた枝につり下げる。 ザックにいれて地面から3m、木の幹から1mぐ らい離してつるす。 そうすれば熊や猿などの動物にも荒らされない。 食べ残したものは虫除けのために皿などに乗せて それを皿ごと布の袋に入れ、袋の上の端をひもでく くって、そのひもを木につり下げる。 食料はテント内に置かない(野生の動物に狙われ る) 保存用の食料はブルーシートできっちり覆っておく。 穴を掘って埋めれなおよいが、山で穴を掘るのは難しい。
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たき火は暖房として、調理用として、また鋭気を 養うものとして、サバイバルには欠かせない。 火は動物や虫を遠ざけ、体を温めて体内の貴重な エネルギーを温存し、生では食べられないものを 食べられる食事に換え、衣類や靴を乾かしてくれる。 たき火をするには口火、たきつけ、そして燃料の 3種類が必要だ。 乾いた燃料の一番良い供給源は、さまざまな 大きさの枯れ木だ。 倒木を使わなければならないときには、地面に 接している部分ではなく、枝の部分を使う。 うまくたき火をするには細かなものから燃やし はじめ、火が大きくなるにしたがってだんだんと 大きな枝や丸太をくべていくのがコツだ。 用意したたき火の材料を イ 口火(コケ類、キノコ、樹皮、枯れ葉、乾いた 草など) ロ たきつけ ハ 細いまき ニ 太いまき に分けておく。 それぞれがよく燃えたところで、より大きな材料 をくべていくようにする。
オークや、ブナ、カバ、カエデ、ヒッコリー スズカケなど目のつまった堅い木は燃え方がゆっく りで均一だ。 それらは熱を多く発散し、“おき火”になるので時 間をかけた調理にも使える。 たき火の煙の匂いは調理の味にも影響を与える。 マツを燃やすと樹脂の匂いがすることがある。 リンゴやスズカケを燃やすと料理に豊かな風味 をそえる。 いろいろな木を燃やしてその香りを試してみると よい。
トネリコ、モミ、リンゴ、ハシバミ、ヒイラギ などの柔らかい木は火がつきよく、良く燃えるので 暖かい。 ただし火の粉もよくでる。 もっとも火の粉が出やすいのはヒマラヤスギと アメリカツガだ。 柔らかい木はすぐ燃えるので火の起こしはじめ に使ったり、お湯を湧かしたり、飲み物を温める などすばやく調理したいときに使う。 ただし燃え尽きるのも早く、灰もたくさん残る ので おき火で何かを焼いたり、ゆっくりと煮たり するのには不向きだ。
樹脂の多い木の中には、まきにすると勢いよく 燃えるものがあるので、できるだけ避けたい。 マツやリンボクなどがそうだ。 ハンノキやクリ、ポプラ、ヤナギなどはくすぶる だけであまり燃えない。 竹は割って使わないと、熱くなった時にはじける。
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サバイバルの局面では、最初にシェルターを見つ け、次ぎに水を集めこと。 水なしでは、人は2,3日しか生きられない。 安全で確実に水を供給してくれる水源の近くに キャンプできるとよいが、それがかなわなくとも 雨や露を集めれば、なんとかもちこたえられる。 大気や植物や地面から蒸留して集める方法は つねに純粋な水が得られるという点で、ほかの 天然の水源にはるかにまさっている。
集められるよう、いつも容器を持ち歩くこと。 シェルターの屋根に雨どいをつけて容器で受けたり 池を作って溜めるようにしておく。 近くに川が在る場合でも雨が降ればやはりそれを 集めた方が良い。 そのほうが純粋な水が得られ、科学物質や煮沸 による浄化の手間がはぶける。 また防水シートを斜面に広げて雨水を集めること もできる。 シートの四隅を杭で留め、雨水が容器の中に流れ 込むようにしておく。
朝、大気が冷えると大気中の水蒸気が地面や植物 や物の表面で結露するが、太陽が昇るとすぐに蒸発す る。 多くの植物や昆虫や動物はこの朝露によってサバ イバルしている。 われわれ人間もこの自然の水の供給源を利用する ことができる。 長い湿った草に布をかぶせて、 朝露をその布にしみ込ませる。 日が昇ると露はたちまち蒸発してしまうので夜明 け頃に集めるのが一番良い。 布に水がしみ込んだら、容器の上で絞る。 水が十分な量になるまで繰り返す。 乾燥地帯の多くの原住民はもっぱらこの方法で純 粋な水を得ている。
沼地では、地面に穴を掘ると水がしみ出してくる ところが多い。 30pくらいの深さの穴を掘る。 穴に上がってくる水をすくいだす。 初めのうちは泥水でも、 何回かすくいだすうちに 澄んだ水が上がってくるので、濾(ろ)過すれば飲 むことができる。 注意:穴を掘る前に周囲をよく見ること。 穴に強い異臭がしたり、表面に緑色のヘドロの ようなものがついているときには、その場所の水 は汚染されていると思った方がよい。 動物の死骸がある場所は避けるべきだ。 集めが水は飲む前に必ず濾過すること。
植物は葉っぱから水蒸気を蒸発させている。 そこでビニール袋で草をすっぽり覆って水蒸気 を袋に結露させ、そのしずくを集めれば、水を簡単に 得ることができる。 地面から水を抽出する 地面に直径1m、深さ60pくらいの穴を掘る。 穴の底の真ん中に水を受ける容器を置く。 穴に合わせてビニールシートを広げ、真ん中が 穴の真ん中で、だらんと下がるようにして穴の周り に石をのせて押さえる。 こぶし大の石を容器の上にくるようにビニール シートの真ん中に置く。 穴の中の空気が暖まってくるにつれて水蒸気は ビニールシートの裏側に凝結し、容器の中に流れ 落ちる。 この蒸留装置は、砂漠では昼だけでなく夜も 使える。 夜は、冷たくなった外気によってビニールシート が冷やされ、穴の中は暖かいままなので、やはり 水蒸気が凝結するためだ。 穴の中の水蒸気を使い切ったら、また別の場所に 穴を掘る。
立木の枝や植物にすっぽりビニール袋をかぶせる。 植物から発散する蒸気で中が暖まり、袋の内側 に凝結する
もやが出ていたり、濃い霧がたちこめているとき には、布を地面に広げたり、木の枝の間にかけたり して水を集めることもできる。 緊急の場合には草の上に一晩ビニールシートを 広げておく。 夜に大気が冷えてくると、地面からの暖かい空気 はシートの裏に凝結する。 この方法では得られる量は少ないが、しっかりと した供給源が見つかるまでの一時しのぎとしては 十分だろう。
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そこには伝染病を運ぶ有害な有機物が混じっている おそれがある。 そのため飲む前に必ず濾過しなければならない。 沈泥やその他の汚染物質も、濾(ろ)過すること。
自然な水はせめてソックスやハンカチで濾過しよう。 有害な有機物を取り除くために必要なプロセスだ。 なるべく目のつまったソックスに細かな砂、ハン カチなどを入れて水をこすこと。 濾過し終わったら裏返してよくすすぐ。 雨水を除けば、自然の水はいくらきれいに見えても 塩分や鉱物、有害な有機物が混じっている。 野生の水はまず不純物を濾過し、そのあと殺菌の ために5分間以上煮沸するか、薬品で処理しなければ ならない。 海水や尿はそのままでは絶対に飲んではいけないが 緊急の場合は蒸留して飲むこと。 濾過装置には多くの種類があるが、たいていは まず濾過し、それから化学処理を施すしくみになって いる。 ほかに濾過剤を入れる方法や、濾過してから 煮沸する方法もある。
イ ヨード ・・・・・ヨードを使うと味は落ちる。 水が赤く染まり、特有の匂いがつく ロ 過マンガン酸カリウム・・・・・水の殺菌に 一般的に使われている薬品。 水が薄いピンクに染まる程度に加える。 ハ 消毒剤・・・・・塩素系の消毒剤を入れると 水泳プールのような臭いはするが安全性は非 常に高くなる。 半リットルの水に対して1錠加える。
水の側に動物の頭蓋骨や体の骨があったとしても 必ずしもその水が有害だということにはならない。
科学物質による汚染を見分けるには、淵に粉状の
沈殿物がないか探してみる。 植物がまったく生えていなかったり、水面を藻が びっしり覆っていたりする場所も、飲み水に適さない ことを示している。 よどんだ池・・・・・ガマ(沼沢地に生える植物) やイグサが生えているところは、水がよどんで いる場合が多いので、避けること。
布は濡れたら次々に取り換える。 布でやけどをしないように小枝で引っかけて 取り換えること。 布が冷めたら真水を絞り出す。
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