2.)他に緊張を解く方法の一つに、深呼吸があります。
高校生の時、弓道をやってましたが、的を当てる事のみ考えると、そこそこの結果し
か出ませんでしたし、矢の飛びも甘くなりがちでした。
日本の弓は西洋のアーチェリーと違い、弓自体に照準がない上、右手は肩まで弓を引
くため、力任せでは絶対引き切れません。 弓と自分の体が一体にならないと矢も鋭く
射れません。
そこで何を意識しながら引くかというと、一番は自分の呼吸でした。 もちろん矢を射
る動作を始めてからは、一つ一つチェックしながら進んでいきます。
立つ位置と足の開き加減から体重のかけ方、腰の具合、弓の開き加減、各指の力の入
れ具合・・・
これらをやりつつも、それを息を吸う、
吐くをゆっくりとするのにあわ
せて行っていきます。
力を入れるときには、必ず息をゆっくりと吐きながらやります。
吸いながらですと力が入りません。
(どのスポーツでも、日常生活でも同じ事で
すね。)
するとうまくいった場合は緊張してあたふたしていた心も
徐々に落ち着きを取り戻
し、自然と矢が弓から離れます。
ここで最後に当ててやろうとか、うまく引けないな
どと思うと、たいがいはずれましたし、
当たっても自分が納得できる矢を射る事がで
きませんでした。
当時古くから伝わる流派の師についていましたが、
「当たるか当たらないかはどうで
もいい、呼吸と引くことに集中しろ!ちゃんと
引ければいやでもあたるぞ。」
と助言されました。
話しが逸れてしまいましたが、
ゆっくりとした呼吸を意識すると、精神的にも緊張が
とれやすいし、心が落ち着くと思います。
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